新たなリーダーシップ体制でVision Careが未来を見据える

ジョンソン・エンド・ジョンソンビジョンケアカンパニーの新たな一歩

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー（以下、当社）は、2025年1月1日付でステファン・ガーを共同プレジデントに任命し、その後2025年3月1日より代表取締役プレジデントに就任することを明らかにしました。これは、視力補正の分野における新たなリーダーシップを示す重要な出来事です。

森村純の功績と新たな役割

現在のプレジデントである森村純は、2020年に就任以来、「アキュビュー®」のブランドを強化し、日本市場での成長戦略を推進してきました。彼のリーダーシップのもと、同社は数多くの患者の視力改善に貢献し、目の健康をより多くの人々に届けてきました。特に、森村は2023年から日本コンタクトレンズ協会の副会長にも就任。視力補正市場におけるリーダーシップを確立しました。

しかし、2025年2月28日には退任が決まっており、この期間中は新任のステファン・ガーを支援する役割を果たすことになります。彼はこの移行をスムーズに行い、会社の成長とさらなるビジョンの実現に向けた基盤を整えます。

ステファン・ガーの豊富な経験

新たなプレジデント・ステファン・ガー氏は、ドイツ出身。約10年間日本に在住し、マーケティングの分野で多くのリーダーシップ経験を積んでいます。彼のキャリアは、ERCO LightingやUHU、Reckitt Benckiser、さらにコティ社を経て、ウエラカンパニーのアジアパシフィックプレジデントとしての役割に至っています。

彼はこれまでに多国籍企業での経験を活かし、アジア地域におけるトレンドやニーズを把握。これらの知識と経験をもとに、当社のビジョンをさらに深化させることが期待されます。

未来に向けた戦略

今回のリーダーシップ交代は、単なる人事異動にとどまらず、当社が目指す「トータルアイヘルス」に向けた重要な一歩となります。ステファン・ガー氏のもと、当社は「アキュビュー®」のさらなる成長を目指すと同時に、目の健康に関する啓発活動にも力を入れていく計画です。

特に視力補正に関するニーズが増加している中で、人生100年時代にふさわしい製品やサービスを提供することで、ユーザーのクオリティ・オブ・ビジョン（QOV）を向上させることに注力します。