医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院の新たな取り組み
京都市伏見区に位置する蘇生会総合病院では、2023年7月31日にスリランカ人技能実習生6名を新たに受け入れました。これは同病院が行う第6期の受け入れで、介護部門から4名、給食部門から2名が新たに加わりました。これまでにこのプログラムを通じて受け入れた人数は延べ30名に上り、現在は26名のスリランカ人職員が同院で活躍しています。
医療・介護分野の人材不足
少子高齢化が進み、医療・介護の現場では人手不足が深刻な問題となっています。これに対処するため、蘇生会は2019年からスリランカからの技能実習生受け入れを開始し、彼らが日本で学んだ技能や知識を生かして医療・介護分野での人材として活躍することを目指しています。新たに来た6名は、日本の医療現場で必要な技術や知識を習得しつつ、地域の医療支援に寄与していくことが期待されています。
サポート体制の構築
蘇生会では、新入生の成長を支援する体制も整っています。彼らは業務に必要な知識やルールを学びながら、安心して生活し、働ける環境を提供されています。オリエンテーションでは、職場ルールや業務内容に関する知識を習得し、彼らの適応を促進しています。
多様性を重視した職場づくり
医療と介護の分野での人材不足の問題を解決するためには、多様な人材の受け入れが不可欠です。しかし、蘇生会は単に外国人を受け入れるだけではなく、さまざまなバックグラウンドを持つ人々がそれぞれの能力を発揮できる職場環境の構築を目指しています。国籍や家庭環境、障害の有無にかかわらず、全てのスタッフが尊重される社会を築くため、日々努力しています。
理事長の考え
蘇生会総合病院の理事長である津田永明氏は、「人を育てることは病院の未来をつくることだ」と語っています。新たに加わった技能実習生が日本での経験を通じて成長することを期待し、全ての職員がその成長を支える姿勢を持っています。地域の皆さまに質の高い医療と介護を提供し続けるために、職員一同が一丸となって取り組むことを表明しています。
まとめ
少子高齢化の進展と共に、医療・介護分野での人材不足の課題はますます深刻化しています。しかし蘇生会総合病院は、スリランカ人技能実習生を受け入れることでこの難題に挑み、地域医療の未来を明るく照らしています。多様な人材が活躍できる病院として、今後とも質の高い医療・介護を供給し続けていく姿勢を示しています。地域に根ざした病院として、これからの活動にも注目です。