W³VEが登場!
2024-11-01 01:09:50

日本初のweb3脆弱性情報共有プラットフォーム「W³VE」が登場!

日本初のweb3脆弱性情報共有プラットフォーム「W³VE」



一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は、web3プロジェクトのセキュリティ強化を目指した新たなサービス「W³VE(β版)」を発表しました。このプラットフォームは、同協会によると日本初の試みであり、今後ますます重要性が増すweb3のセキュリティ確保に寄与することが期待されています。

W³VEのコンセプトとイメージ


W³VEのロゴは、大きな耳を持つフェネックをモチーフにしており、脆弱性(バグ)を見つけ出すというコンセプトを体現しています。このアイデアは、ユーザーが安全で信頼できるweb3環境を構築する手助けをすることを目的としています。

現状と必要性


現在、日本国内では暗号資産の口座数が1,000万を超え、web3サービスが一般の人々の生活にも浸透し始めています。そのため、セキュリティの重要性がますます高まっているのが実情です。しかし、web3プログラムに関する脆弱性情報は各サービス提供者や開発企業によって分散しており、体系的な情報共有の枠組みが欠けています。このため、各開発会社は独自に情報を集め、対策を行う必要があり、多くの時間とリソースを費やしている状況です。まさに「車輪の再発明」とも言える状態です。業界全体として一元的なセキュリティ対策が求められる時代となっています。

W³VEの特徴


W³VEでは、様々なweb3プログラムに関する脆弱性情報を一元的に集約し、ユーザーが必要な情報に素早くアクセスできる環境を提供します。このプラットフォームの主な機能には次のようなものがあります:

1. 脆弱性情報の集約


散在していた脆弱性情報を収集し、誰もが簡単にアクセスできるようにしています。これにより、開発者やセキュリティ担当者は最新の情報を迅速に把握し、対応策を講じることが可能になります。具体的には、製品ごとの脆弱性に加え、広範な影響を持つプロトコルやプログラミング言語に関する情報にも対応しています。

2. オープンな情報共有


W³VEではGitHubを利用し、誰でも自由に脆弱性情報を閲覧したり、新たに情報を追加したりできる仕組みが採用されています。この透明性のある情報共有により、様々な開発者やセキュリティ専門家が意見を交換し、迅速に対策を練ることができる環境を構築します。コミュニティ全体の知見を結集することで、セキュリティの向上に寄与します。

W³VEの利用方法


W³VE(β版)は、以下のリンクから利用可能です。詳細は利用規約を確認の上、各自でご利用ください。

日本ブロックチェーン協会(JBA)について


JBAは、ブロックチェーン技術の健全な普及と発展を支援するために2014年に設立された業界団体です。日本の経済を支える大企業やブロックチェーン開発企業、スタートアップ、地方自治体などが会員として参加しています。

本社は東京都港区赤坂に位置し、代表理事は加納裕三氏が務めています。公式サイトやお問い合わせ情報も用意しており、一層の活動促進に努めています。公式サイト: JBA公式サイト


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本ブロックチェーン協会 
住所
東京都港区赤坂9丁目7-1ミッドタウン・タワー18階
電話番号
050-5438-1029

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