JPEG-XS圧縮技術がメディア伝送の未来を変える! メディアリンクスがリードする高品質映像配信の革新
株式会社メディアリンクス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 菅原 司 東証スタンダード6659 以下メディアリンクス)は、高品質・低遅延・低帯域幅でメディア伝送を実現するJPEG-XS圧縮技術を備えた製品を提供しており、市場において高い需要を獲得しています。
近年、パリオリンピックやUEFAユーロ2024といった世界的規模のイベントから、毎週数百のライブスポーツイベントまで、メディアリンクスのJPEG-XS技術は、最高品質のメディア伝送に不可欠な技術として、その普及を加速させています。
JPEG-XSは、視覚的にロスレスな圧縮技術として広く認知されており、優れた画質を維持しながら、帯域幅削減の要求に応え、極めて低い処理遅延でビデオ信号を配信することができます。この技術は、大規模かつ注目度の高い番組制作やプロジェクトでの利用が急増しており、特に2024年のパリオリンピックでは、数百素材の伝送をサポートしました。
これらのサービスは、150~425 Mbpsのビットレートで運用されましたが、画質を損なうことなく帯域幅が限られたネットワークに放送品質のビデオを収め、伝送コスト全体の削減を実現できたことで、JPEG-XS圧縮技術の実力を証明しました。
メディアリンクスは、Video Services Forum(VSF)を通じてJPEG-XSの利点を積極的に推進しており、同社のCMO兼取締役であるJohn Daleは、JPEG-XS Activity Groupの議長を務め、TR-07およびTR-08の技術推奨を策定、推進しています。
最近、Sports Video Groupにて開催された「新たな革新:JPEG-XSがライブプロダクションにもたらす変革」というセッション企画では、放送メディア市場におけるJPEG-XSのビデオ処理機能が強く支持されました。
JPEG-XSは、4K、UHD、HDRワークフローに適しており、SMPTE ST 2110でもサポートされている魅力的な技術です。また、クラウド伝送やストレージを用いたシステムにも対応しており、クラウドベースのメディアワークフローやリモートプロダクション、配信ネットワークにも最適です。
メディアリンクスは、業界の相互運用性やオープンスタンダードの推進にも積極的に取り組んでおり、JPEG-XSが様々な事業者が提供するシステムに統合できるよう支援しています。これにより、放送局やネットワークサービスプロバイダーは、既存のワークフローにJPEG-XSを採用しやすくなります。
日本で開催されるInter BEE 2024展示会内の企画であるIPパビリオンでは、JPEG-XSの実際のメディアワークフローへの統合を実演します。また、自社ブース(ブースNo:5609)では、Xscend® Media over IPプラットフォームとMDPシリーズIPゲートウェイにおけるJPEG-XS技術を紹介予定です。
メディアリンクスについて
メディアリンクスは、高価値の放送コンテンツのIP伝送ソリューションの提供者として世界で認知されています。テクノロジー&エンジニアリングエミー賞を受賞したメディアリンクスは、世界中の視聴者に卓越したライブスポーツやエンターテインメント体験を提供することに貢献しています。定期的に開催される冬季および夏季のオリンピック、サッカーワールドカップ、アメリカンフットボール、野球およびバスケットボール、政治大会、エンターテイメントショーなどで、同社のIP伝送ソリューションが使用されています。
メディアリンクスのIP テクノロジーは、放送局、サービスプロバイダー、コンテンツホルダー向けに最適化されており、高品質なビデオと「ヒットレス」データ送信機能の両方を備えた、低遅延、帯域幅効率の高い冗長機能を提供しています。メディアリンクスのIP ポートフォリオには、メディアゲートウェイプラットフォーム、アグリゲーション/コア スイッチ、管理制御ソフトウェアが含まれており、最大 4K UHD 解像度のフォーマットと 400G までのネットワーク帯域幅をサポートします。メディアリンクスのソリューションは、業界標準規格と互換性を持ち、既存のSDIインターフェースからIPへの移行を提供し、リモートプロダクション、クラウドサービスなどの進化するワークフローに柔軟に対応できるよう設計されています。また、ネットワークの設計、設置、保守などの構築、運用サービスも提供しています。