2025年初詣人流分析
2025-01-17 11:20:02

2025年初詣の人流パターンを徹底分析!人気スポットの混雑予測

2025年初詣の人流パターンを徹底分析!人気スポットの混雑予測



日本の伝統的な行事である初詣は、多くの人々にとって新年を祝う最初の行事とも言えるでしょう。2025年元日には、国内の人気初詣スポット8ヶ所での参拝客の動きが分析され、その結果が発表されました。これを行ったのは、クロスロケーションズ株式会社で、同社の人流分析エンジン「Location Engine™」を駆使して、具体的なデータとともに各エリアの混雑状況が明らかになりました。

調査概要



今回の調査は、明治神宮や成田山新勝寺、伏見稲荷大社など、全国的に有名な初詣スポットを対象として行われました。調査期間は2024年1月1日から1月3日の間の密集度分析と、2025年1月1日の参拝客の時間帯別の滞在人口分析が含まれています。

こうして集計されたデータをもとに、昼夜を問わずどの時間帯にどのくらいの人が集まっているのかを可視化したのが、バードアイ人流「エリア密集マップ」です。これにより、ピーク時刻や滞留場所が一目で把握できることが大きな特徴です。

人気初詣スポットの参拝客動向



元日の時間帯別人流解析



  • - 夜間から早朝にかけての若年層の動き: 明治神宮と伏見稲荷大社では、特に午前1時から2時の間に多くの人々が訪れることが確認され、年越し直後の特異なピークが見られました。夜の雰囲気を楽しむ若年層や外国人観光客が目立った一方で、シニア層の訪問者はこの時間帯には少なく、混雑を避ける傾向が見受けられました。

  • - 早朝のシニア層とファミリー層: 早朝の参拝が顕著なのは成田山新勝寺。午前5時から8時の間に、特にシニア層やファミリー層が多く訪れ、穏やかな朝の時間を大切にしている様子が見受けられました。

  • - 昼間のピーク: 浅草寺では、午前11時以降、外国人観光客から家族連れまでが集まり、参拝と観光を楽しむ様子が見受けられました。夕方にかけて人流が続く様子は、観光地としての魅力を如実に示しています。

特筆すべき参拝スポットの混雑状況



  • - 伊勢神宮: 昼前後、特に10時から13時に人流が集中し、群を抜いて混雑します。この時間帯は、幅広い世代の参拝客が訪れるため、正宮周辺は常に人で溢れています。

  • - 鶴岡八幡宮と川崎大師: どちらも夜間の参拝客は少なく、ピーク時を過ぎると次第に人流が減っていきます。川崎大師は、京急大師線からのアクセスが良く、参拝客が集中する様子が見られます。

三が日の密集度の変化



調査の成果を基に作成されたエリア密集マップでは、どのエリアで混雑が発生するのかが色分けされて明示されています。これにより、混雑が予想される場所を事前に把握できるため、参拝時間を調整することが可能です。

各地の密集度マップ



  • - 明治神宮: 原宿口周辺が特に込み合い、境内全域でも混雑が見受けられました。北参道口や西参道口は比較的混雑度が低めでした。
  • - 伏見稲荷大社: 大鳥居付近が特に混雑しており、JR稲荷駅や京阪伏見稲荷駅からのアクセスが影響している様子が見受けられました。

結論



この調査により、元日から三が日にかけて、各スポットで異なる客層が訪れることが明らかになりました。若年層が深夜や早朝に集中し、ファミリー層やシニア層は朝から昼にかけて参拝し、夕方以降は人流が減少する傾向が浮き彫りになりました。また、観光や食事を組み合わせた滞在型の初詣スタイルも定着してきているようです。

今後も、クロスロケーションズは位置情報データの解析を続け、混雑の回避や地域活性化に貢献していく方針です。データから得られた知見が、新たな初詣体験の形を創出する役割を果たすことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
クロスロケーションズ株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-2-9小林ビル6F 
電話番号
03-5734-1666

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。