千葉銀行(頭取・米本努)と第四北越銀行(頭取・殖栗道郎)は、2024年10月1日より、両行の協力関係として新たに「TSUBASAキャッシュレス加盟店サービス」の提供を開始します。この提携により、第四北越銀行は千葉銀行の「加盟店契約代理募集会社」として、地元事業者に決済端末を提供し、キャッシュレス決済サービスを展開します。
千葉銀行は2019年10月に「TSUBASAキャッシュレス決済プラットフォーム」を構築し、地域の事業者がキャッシュレス決済を容易に導入できるようサポートを行ってきました。このプラットフォームは、参加する金融機関により様々な機能が提供され、事業者の利便性を高めることを目指しています。今回は第四北越銀行がこのプラットフォームへ加わることで、より多くの店舗でキャッシュレス決済が利用できるようになるだけでなく、地域経済のキャッシュレス化を進めることにも繋がります。
キャッシュレス化は、消費者の利便性を向上させるだけでなく、事業者にとっても業務の効率化や売上の向上に寄与する重要な要素です。特に新型コロナウイルスの影響で非接触型の決済が求められる中、このような提携がもたらす恩恵は大きいと言えるでしょう。
また、今回の提携は、千葉銀行を含む10行が参加するTSUBASAアライアンスの一環でもあります。このアライアンスには、第四北越銀行の他、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行といった地域の銀行が名を連ねています。これにより、広域的にキャッシュレス決済が進展し、地域密着型のサポートを強化していく所存です。
千葉銀行は、今後も「TSUBASAキャッシュレス決済プラットフォーム」を通じて、お客様にとっての利便性向上と地域経済の振興に努めていく方針です。導入する事業者にとっても、簡単に決済端末を導入できることは大きなメリットであり、キャッシュレス決済の普及が期待されています。地域の未来を見据えたこの取り組みにより、より多くの店舗でキャッシュレス決済が当たり前になる日も近いでしょう。
この新たな提携は、地元経済への熱い思いを持って進められており、千葉銀行と第四北越銀行の協力がもたらす効果に多くの期待が寄せられています。地域密着型の金融機関が一丸となり、キャッシュレス決済の推進に取り組む様子は、今後の金融サービスのあり方を考える上でも注目すべき点です。