近畿大学産業理工学部と織田廣喜美術館共同開催の「アートキッズ」ワークショップ
近畿大学産業理工学部の建築・デザイン学科と情報学科が、嘉麻市立織田廣喜美術館と連携して展開するものづくりワークショップ「アートキッズ」が、2025年12月6日(土)と7日(日)の2日間にわたって開催されます。
ワークショップの概要
このワークショップは、小学生を対象にした教育普及事業であり、参加する子どもたちが表現力や感性を豊かにすることを目指しています。実施されるテーマは「新しい生命体」。このテーマに基づき、建築や工作、テクノロジーを組み合わせた独自の作品を共同で制作します。
1日目:建築・デザイン学科による制作
初日は、建築・デザイン学科の金子ゼミの指導のもと、段ボールや米袋を用いて、参加する子どもたちが新しい生命の衣装を創り上げます。想像の翼を広げ、自分たちのアイデアを形にする楽しさを体験することができます。
2日目:情報学科によるテクノロジーの導入
2日目には、情報学科の高橋ゼミが中心となり、動く装飾や光を使ったデザインが施された作品制作が行われます。この日のメインは、段ボールを利用したモーター駆動による動く装飾の制作。光の演出も加わり、作品はさらに魅力的になります。
プレゼンテーションと地域貢献
制作した作品の発表は、ファッションショー形式で行われ、完成したものに独自に作詞された歌をAIで楽曲化したBGMが流れます。学生たちは、ものづくりの楽しさを教えるだけでなく、地域活性化にも貢献することを目指しています。
完成した作品の展示
このワークショップで生まれた作品は、翌年2026年2月に開催予定の「アートキッズ展」で一般公開されます。作品の展示は、嘉麻市立織田廣喜美術館にて行われるため、多くの人々にその成果を見てもらうことができます。
開催情報
- - 日程:2025年12月6日(土)・7日(日)10:00~16:00
- - 場所:織田廣喜美術館市民アトリエ
- - 参加者:小学生15名(内訳:1年生6名、2年生3名、3年生3名、4年生2名、5年生1名)
- - 参加費用:無料(事前受付終了)
- - 大学からの参加者:近畿大学産業理工学部の学生10名(金子ゼミ5名、高橋ゼミ5名)
関連リンク
このように、近畿大学産業理工学部と織田廣喜美術館の連携によるワークショップ「アートキッズ」は、子どもたちにとって素晴らしい学びの場となることでしょう。地域との繋がりを重視し、未来のアーティストやクリエイターを育てる貴重な機会です。