坂井市の観光戦略
2025-06-10 12:04:01

坂井市が誇る特産品と観光の未来を探る講演会開催

坂井市が持つ観光素材の可能性



2023年6月6日、福井県坂井市役所で「坂井市のポテンシャルと観光戦略の提言」と題した講演会が行われました。大阪観光局の溝畑宏理事長が講演者として登壇し、市内の観光関係者約80人に向けてエールを送るとともに、坂井市の魅力と今後の観光戦略について提言を行いました。

観光素材の魅力を強調


溝畑理事長は、2025年に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクのかぶり物を身に着けて登場。万博をPRする役割を果たしつつ、坂井市には東尋坊や丸岡城、さらには地元特産の海鮮やソバといった魅力的な観光資源があると述べました。特に「官も民も、住んでいる人すべてが坂井市に誇りを持つこと」が観光振興において重要であると強調しました。

未来に向けた観光施策


溝畑氏は、北陸新幹線の福井開業を受け、坂井市が今後観光戦略において競争力を強化する必要があると語りました。具体的には、近距離の利点を活かして、関西を訪れる外国人観光客を誘致することや、健康に良い食材を通じての観光促進など多角的な視点からの施策を提案しました。

さらに、留学生の受け入れにより日本が第二の故郷になることで、将来的なインバウンド効果も見据えるべきだと示唆しました。

丸岡城とブランディングの重要性


特に丸岡城に関しては、欧州の古城が観光ビジネスに活用されている例を挙げ、日本でも同様の戦略が必要であることを訴えました。歴史的な価値を保ちながら、どのように観光に生かしていくかが、今後の大きな課題となります。行政だけではなく、民間の観光関係者や市民との連携が不可欠であると言及しました。

シビックプライドを育む活動


溝畑氏は「日本も世界市場を目指し、若い世代が地元に夢と誇りを持てるような仕組みが必要」と語り、観光に対する市民の主体的な参加が重要であると強調しました。観光は専門家だけに任せるのではなく、地域全体で協力し、シビックプライドを醸成していくことが求められます。

実践の姿勢を崩さない


講演会の後には、溝畑氏が「ミャクひろし」として坂井市内の観光地を視察。この日は東尋坊や丸岡城を訪れ、観光客に積極的に声をかける姿が見られました。彼の行動は、観光振興に対する強い意気込みを示すものであり、市民や観光業者にとっても良い刺激となったことでしょう。

坂井市の今後の発展に向けて、地域全体が一丸となって取り組む姿勢を期待したいものです。


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会社情報

会社名
坂井市役所
住所
福井県坂井市坂井町下新庄1-1
電話番号
0776-66-1500

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