ママライバーの華やかさと厳しさ
2025年10月12日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』では、波瀾万丈なシングルマザーたちが集まり、自らの壮絶な体験と現状を赤裸々に語りました。中でも、特に注目を集めたのはシングルマザーとして活躍するママライバーたちの実態です。
シングルマザーの実情
番組に出演したのは、中学で母となった山口小妃南さんや、16年もの間ホテル住まいだった坪内知佳さんなど、異なる背景を持つ女性たちです。中には、10代で二人の子どもを出産した経験を持つ方もいて、それぞれの人生の選択がどのように影響を与えたのかが描かれました。
例えば、ゆずぴさんは21歳で結婚、22歳で出産し、僅か7ヵ月で離婚。その理由は夫の浮気でした。しかし、彼女は「母を亡くしたことで後悔のない人生を送りたい」との思いから起業を決意。ライバー事務所を設立し、現在170名のママライバーたちをサポートしています。彼女自身、ライバーとして最高月収は150万円に達し、その実績を元に新人育成プログラムも実施しています。
未経験でも驚異的な収入
番組内で、みちょぱの質問に対して、ゆずぴさんは「未経験で月300万円稼いでいるママライバーもいる」と驚きの事実を明かしました。この額は一見すると信じられないかもしれませんが、実際には高額の投げ銭がライバーの収入を支えているとのことです。
「視聴者の名前を呼ぶことで距離が縮まり、ファンを巻き込んでいくのが大事」とゆずぴさんは語り、配信時間の設定が視聴者との関係構築に不可欠であると力説しました。例えば、月に5万円を稼ぎたい場合は、週4日、1日1時間のペースで配信を行い、3桁の収入を目指すのであれば、1日3時間の配信が推奨されるとのことです。
投げ銭文化の成り立ち
投げ銭についての話を進める中で、キャイ〜ンの天野が「男性が投げ銭する理由は?」と問いかけると、ゆずぴさんは「頑張っている彼女を応援したい気持ちなんじゃないかな」と答えます。このシンプルな思いが、視聴者が投げ銭を行う動機でもあるのです。
また、みちょぱが紹介した驚きのエピソード、知り合いがアラブの石油王から1,000万円もの投げ銭を受け取った話も、夢のある展望を聞かせてくれます。「海外からも視聴されることがあるため、夢が広がる」と語り、香取もまた興奮を隠せません。
未来の展望
次週、10月19日(日)には『ななにー 地下ABEMA』#91が放送予定で、歌舞伎役者たちがゲストに登場します。様々な業界での舞台裏やリアルな声が聞けるこの番組は、視聴者にとって新たな発見の場です。
今回の放送で描かれたシングルマザーたちの奮闘は、彼女たち個々の人生だけでなく、家庭のあり方やライフスタイルの選択に対しても新しい視点を提供しました。ぜひ、次回の放送もお楽しみに。