久永教授、選抜コーチに
2025-03-14 18:41:53

全日本大学サッカー選抜アナリストに久永教授が選出されました

久永准教授が全日本大学選抜アナリストに選出



2024年3月11日、「DENSO CUP SOCCER 第24回大学日韓定期戦」に出場する全日本大学選抜メンバーが発表され、その中に岡山理科大学経営学部の久永啓准教授がアナリスト兼コーチとして選ばれました。この試合は、3月20日に神奈川県のUvanceとどろきスタジアムで行われ、午後1時にキックオフとなります。

久永准教授のコメント


久永准教授はこの選出について、「大変光栄に思います。分析を駆使してチームの勝利に貢献したいです。また、学生アナリストの育成に役立つ経験を持ち帰りたい」と語ります。また、彼は「育成した選手やアナリストが将来成功することを願っています」と、大学サッカーの未来に対する熱意を語りました。

チーム力を最大化するアプローチ


久永准教授は、選手の特性を理解し、チーム全体の力を引き出すことが重要だと指摘します。「監督の目指すサッカーを理解し、それに基づいて選手の能力を最大限に発揮させていくことが大事です。日本の大学サッカーは高いレベルに到達し、まるでセミプロのような環境です」.

アナリストの道を歩む契機


久永教授がアナリストとしてのキャリアを志すきっかけとなったのは、2001年、筑波大学大学院在学中に経験したFIFAコンフェデレーションズカップです。そこで、日本サッカー協会の田嶋幸三氏の勧めで分析の仕事を始めました。

「トルシエ監督の下でアナリストと共に分析作業を行う経験は刺激的でした」と振り返ります。その後、サンフレッチェ広島でのコーチとしての活動を経て、2021年から岡山理科大学の准教授となり、スポーツアナリストやスポーツマネジメント人材の育成に力を注いでいます。

選手や学生へのメッセージ


久永准教授は、指導においては選手各自にあったアプローチが欠かせないと述べました。「選手の現状を把握して、少し背伸びをするような目標を設定し、全方位からサポートすることが必要です。」また、今回の選抜チームでの経験を通じて、岡山理科大学の学生たちにもサッカーに対する姿勢や生活習慣を学ぶ機会にする意志を示しました。

熱い思いを持つ久永准教授


幼少期にはプロサッカー選手を目指していた久永准教授ですが、「挫折を経験したこともありません。サッカーが嫌いになることはなかった」と振り返ります。「良い経験、悪い経験は、その時にはわからないことが多い。その後にどう活かすかが大事だ」と鼓舞する言葉を送ります。彼の深いサッカー愛と、学生への誠実な指導姿勢は、岡山理科大学にとっても大きな価値となることでしょう。

全日本大学選抜としての経験は、スポーツの世界を志す学生たちにとって貴重な財産となることは間違いありません。久永准教授の今後の活躍にますます期待が寄せられています。

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略歴


岡山県出身。筑波大学大学院を卒業後、2006年からサンフレッチェ広島でプロコーチを務め、2012年・2013年には森保監督の下でJリーグ2連覇に貢献。2021年から岡山理科大学経営学部准教授に就任し、アナリスト育成やスポーツアナリティクスの普及に努めています。

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