三重県の防災車両
2025-03-20 18:34:47

三重県に新たな防災モデル!ダイレクトカーズ製災害即応出動車登場

三重県に新たな防災モデル!



2025年3月19日に、三重県庁にて赤羽知事を前に「ダイレクトカーズ製災害即応出動車」の納車式が行われました。この車両は、災害時に避難拠点として使える特別なキャンピングカーであり、全国的にも珍しい取り組みとして注目されています。三重県鈴鹿市に本社を持つダイレクトカーズが手がけたこの車両は、地方自治体がキャンピングカーを利用し、普段の業務はもちろん、緊急時にはそのまま防災車両として活用することを目指しています。

特徴と機能



この災害即応出動車は、トヨタのハイエースワゴン GLをベースに、ダイレクトカーズの技術で作り上げられています。特徴的なのは、乗車定員が5名に設定されている点で、通常の10人乗りから変更して広々とした空間を確保しました。これにより、緊急時の避難や物資の搬入に優れた機能性を持っています。

さらに、重量のある荷物や長時間の待機に対応するため、特別に設計されたリクライニングシートを搭載。荷室スペースはシートの撤去によって拡張可能なので、用途に応じて柔軟にレイアウトが変更できます。ベッド展開時のサイズは、長さ2,800mm、横幅最大1,680mmあり、大人3名が横になれる広さを確保しています。非常時には仮眠や医療支援にも利用できます。

電源確保と快適性



この車両は、200Ahの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、最大1,500Wのインバーターにより安定した電源供給が可能です。このため、災害時に必要な照明や通信機器、医療機器などを安心して使用することができます。また、車内には車載専用のFFヒーターも装備されており、寒い季節でも快適に過ごせる環境が整えられています。

三重県の防災カラー



特別デザインにも注目です。車両には三重県の防災イメージカラーが施されており、青色は「海」を、白色は「真珠」、赤色は「情熱」を象徴しています。このデザインは視認性を高めることを目的としており、県民の防災意識を高める取り組みの一環としても機能しています。

納車式の様子



納車式では、各関係者からの期待の声が届きました。赤羽知事は、過去の災害時に役立つ車両の必要性を強調し、「この車両は県全体が支援活動を行う際の大きな武器になる」と述べました。ダイレクトカーズの百田代表も、災害時の宿泊機能や平時の多目的利用について言及し、さらなる展開への意欲を示しました。

新しい活用モデルを目指して



ダイレクトカーズ の目指すビジョンは、全国の自治体や企業にも広がる新しい防災と公用車の活用モデルです。この取り組みにより、安全で快適な社会の実現を目指す意義は、今後も強く浸透していくことでしょう。

2025年の今後も、災害に対する備えを日常に取り入れ、ならびに地域社会へ貢献する活動を続けるダイレクトカーズ 。その姿勢は他の地域にも良い影響を与えていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ダイレクトカーズ
住所
三重県鈴鹿市磯山3丁目4-1592
電話番号
059-253-8888

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