RSアセットアドバイザーズと芙蓉総合リースが手を組み蓄電池事業を始動

RSアセットアドバイザーズと芙蓉総合リースが系統用蓄電池事業で初の協業



RSアセットアドバイザーズ株式会社(以下、RSアセット)と芙蓉総合リース株式会社(以下、芙蓉総合)は、大分県において新たに系統用蓄電池事業を共同で展開することに合意しました。この事業は、両社にとって初めての協業プロジェクトとなります。以下に、その詳細と意義についてご紹介します。

九州における蓄電池事業の重要性


九州地方は、再生可能エネルギーの導入において国内で最も進んだ地域の一つです。特に、太陽光発電は急速に普及していますが、発電量は天候や時間帯により変動が大きいのが現状です。このため、電力の需給バランスを確保することが重要な課題とされています。

本事業においては、系統用蓄電池を用途に応じて活用し、九州の再生可能エネルギーを最大限引き出し、電力供給の安定性を向上させることを目指しています。このような取り組みを通じて、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献することが希望されています。

事業の詳細


本プロジェクトでは、大分県臼杵市において、出力1,959.9kW、容量8,340kWhの大規模な蓄電池システムを設置します。このシステムは2026年5月に運転開始を予定しています。

両社の役割分担は以下のとおりです。RSアセットは、事業用地の選定や取得交渉、電力系統の確保、事業計画の作成などの開発業務を担い、完成後は蓄電所の運営管理も行います。一方で、芙蓉総合は、蓄電池メーカーやアグリゲーターの選定、蓄電所の単独保有、及び運用を担当します。

プロジェクト概要


  • - 事業地: 大分県臼杵市
  • - 定格出力: 1,959.9kW
  • - 定格容量: 8,340kWh
  • - 蓄電池方式: リチウムイオン電池
  • - 運転開始予定: 2026年5月

今後の展望


RSアセットアドバイザーズは、系統用蓄電池事業の開発と運営に特化した企業として、エネルギーインフラの最適化を進める計画です。一方の芙蓉総合は、「エネルギー環境」に焦点を当て、国内外における再生可能エネルギー事業の拡大、及び電力需給の安定化に寄与するため、蓄電池事業にも積極的に取り組む方針です。

両社は、本プロジェクトを足がかりに、国内におけるエネルギーの安定供給を実現するためのさらなる系統用蓄電池事業の展開を目指しています。これにより、再生可能エネルギーの普及と脱炭素社会の実現に向けた道筋を明確にしていくことでしょう。

会社概要


芙蓉総合リース株式会社


  • - 所在地: 東京都千代田区麹町5丁目1-1 住友不動産麹町ガーデンタワー
  • - 代表者: 代表取締役社長 織田寛明
  • - 設立年月: 1969年5月
  • - 事業内容: リース事業、ファイナンス事業、その他関連事業

お問い合わせ先


RSアセットアドバイザーズ株式会社

会社情報

会社名
RSアセットアドバイザーズ株式会社
住所
東京都港区六本木6-3-1六本木ヒルズクロスポイント6階
電話番号
03-5843-1511

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