7才の交通安全
2021-01-29 14:00:05
子どもたちの交通安全を守る新プロジェクト「7才の交通安全マップ」
子どもたちのための交通安全教育
こくみん共済 coopが新たに発表した「7才の交通安全マップ」は、子どもたちが楽しく交通安全ルールを学べる画期的な教材です。このプロジェクトは、特に幼い子どもたちの視点や理解力に配慮して設計されており、クイズ形式で交通安全を学ぶことができる点が特徴です。
昨年、金沢大学附属小学校の1年生を対象に行われた実験では、この教材を利用することで、子どもたちの交通安全に関する理解度が30ポイント以上向上したという結果が報告されています。これを受けて、博愛精神をもとに北陸三県内556校に約26,000枚の冊子が寄贈され、実際に多くの子どもたちに利用されてきました。
プロジェクトの広がり
本年度4月から新入学する小学生向けに、家庭でも利用しやすいように「7才の交通安全マップ」をWEBで公開することになりました。併せて、教材の遊び方を動画で紹介し、親子で一緒に取り組める内容となっています。
公式サイトでは、このプロジェクトに関する詳細な情報や金沢大学との共同研究結果も公開されています。研究では「道路標識が子どもたちの目線では見えにくい」という点が指摘されており、事故につながる子ども特有の注意点にも対応しています。
子どもたちの安全を守るために
こくみん共済 coopはSDGs行動宣言の重点課題に「子どもの健全育成」を掲げ、このプロジェクトを中心に活動を進めています。「7才の交通安全プロジェクト」は2019年からスタートしており、今後も子どもたちを交通事故から守るための取り組みを展開していく予定です。
プロジェクトの主要な取り組み
1. 横断旗の寄贈
2020年6月から通年で「マイカー共済」の見積もり1件につき1本の横断旗を全国に寄贈する活動を実施。2020年9月には全国1,806の幼稚園・保育園に34,076本のオリジナル横断旗が配布されました。
2. 交通安全デジタル絵本の公開
親子が一緒に楽しみながら交通安全を学べるデジタル絵本「ふしぎなふしぎなマジカルメガネ」をプロジェクト公式サイトで公開しています。
3. 金沢大学との共同研究
2019年から金沢大学と連携して、7歳児を中心とした交通安全の具体的な施策を打ち出す共同研究を進めています。
このプロジェクトに関与する金沢大学の藤生慎准教授は、大人が子供の視点を理解し、安全な環境を整える重要性を強調しています。「大人は子供から学ぶことが多い」とし、教育と実践を通じてより良い交通安全教育を目指しています。
「7才の交通安全マップ」は、子どもたちの安全な未来への第一歩となることでしょう。交通安全についての理解を深め、事故を未然に防ぐための重要な課題です。親子でこの教材を通じて交通ルールを楽しく学び、より安全な社会を築いていきましょう。
会社情報
- 会社名
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全国労働者共済生活協同組合連合会
- 住所
- 東京都渋谷区代々木2-12-10
- 電話番号
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