新MR鑑賞体験
2024-10-22 14:50:38

北秋田市で実現する新しいMR鑑賞体験!DNPの視覚革命

北秋田市でDNPが実施するMR鑑賞体験



大日本印刷株式会社(DNP)は、秋田県北秋田市と協力し、注目のMR(Mixed Reality:複合現実)鑑賞体験を提供する新しいシステム「みどころキューブ MR型」の実証実験を開始します。この実験は、2024年10月22日(火)から2025年2月28日(金)まで、伊勢堂岱縄文館と市内の中学校で行われる予定です。

鑑賞システム「みどころキューブ MR型」とは?



「みどころキューブ MR型」は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使用し、没入感のある鑑賞体験を提供します。その特長は、ユーザーが仮想のキューブの中に入り込んで、さまざまな情報に触れることができる点です。このシステムでは、複数の人が同時に体験できるため、共に鑑賞する楽しさや新たな視点を得ることができます。

DNPは、このシステムを通じて実現する機能性を検証し、2024年度中の本格サービス開始を目指しています。特に、博物館法が改正されたことで、デジタルアーカイブの重要性が増している中で、DNPはこのニーズを捉えたシステムの導入を進めています。

実証実験の目的



今回の実証実験では、MR鑑賞ならではの体験を提供し、特にイマーシブな体験が教育現場でも役立つことを検証します。北秋田市は、デジタル田園都市国家構想交付金の支援を受け、世界遺産に認定された「伊勢堂岱遺跡」に役立つ革新的な技術を導入しており、地域活性化に寄与しています。

実験期間と場所



  • - 期間: 2024年10月22日(火) ~ 2025年2月28日(金)
  • - 場所: 伊勢堂岱縄文館(北秋田市脇神字小ケ田中田100-1)、北秋田市内の中学校

実験では、伊勢堂岱縄文館の常設展で「みどころキューブ MR型」を設置し、イベント開催時には複数人での同時MR鑑賞が可能です。また、市内の中学校でも課外授業に活用される予定です。

期待される効果



このシステムを通じて、鑑賞者は手や指の動きを使って直感的に操作し、現実と仮想の融合を体感できます。新しい情報にアクセスすることで、利用者は深い理解を得ることができ、探究的な学習を支援するツールとしての役割を果たします。

さらに、これまでのPCやスマートフォン用に制作した「みどころキューブ」のコンテンツも流用可能であり、教育現場での活用が期待されています。

今後の展開



DNPは、この実証実験の結果を踏まえ、MR鑑賞システム「みどころキューブ MR型」の機能をさらなる向上を目指して開発に取り組みます。また、博物館や美術館だけでもなく、学校教育や各種学習支援へも導入を計画しており、文化財の保存や公開を通じて、より多くの人々が文化に触れられるような事業を展開していきます。

この革新的な鑑賞システムが、どのように地域や教育現場での活用に繋がるのか、今後の進展に大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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