不眠症治療アプリ開発加速
2017-02-13 08:00:03

サスメド、資金調達で不眠症治療アプリの開発を加速する新たな一歩

サスメド株式会社の新たな挑戦



サスメド株式会社が不眠症治療用アプリの研究開発を加速させるため、資金調達を実施しました。このアプリは、認知行動療法のアルゴリズムを用いることで患者に対して効果的な治療を提供することを目指しています。日本国内では睡眠障害がもたらす経済損失が年間3.5兆円に達するとされています。このような背景の中で、サスメドは非薬物療法を通じて、社会全体の生産性向上に寄与することを目的としています。

不眠症がもたらす影響



不眠症は単なる睡眠の問題だけでなく、抑うつ症状や高血圧、糖尿病などのリスク因子ともなり得ます。適切な治療とその予防が求められる理由はこれです。サスメドはこの問題に対して、医療機関と連携しながらアプリの臨床試験を進めてきました。今後の資金調達により、アプリの医学的有用性の検証や開発のペースが加速すると期待されます。

サスメドの取り組み



サスメドは、IT技術と医療ニーズを結びつけた革新的なソリューションを開発し、持続可能な医療の実現を目指しています。また、認知行動療法は、従来の薬物療法に代わる有効な治療法として、数々の医学研究でその効果が実証されています。特に米国のガイドラインでは、認知行動療法が第一選択とされています。こうした流れの中で、サスメドの開発するアプリも重要な役割を果たすでしょう。

日本では睡眠薬の処方が過剰であるという問題も存在します。国連の国際麻薬統制委員会からは、日本のベンゾジアゼピン系薬剤の処方量が米国の約6倍であると報告されています。厚生労働省はこの問題にも取り組んでおり、薬剤に依存しない不眠症の治療法の普及が求められています。

サスメドの理念とビジョン



サスメドは、持続可能な医療の実現を目指し、ITの力を活用して医療の質を高めつつ、コストを抑える方針です。医療機器の開発には、医師とエンジニアが共に取り組み、実際の医療現場のニーズに即したプロダクトを生み出すことが重要です。アプリの開発は、認知行動療法を基盤にしており、ユーザーの認知と行動に働きかけることで、長期的に良好な睡眠を促進することを目的としています。

まとめ



今回の資金調達は、不眠症治療における新たな一歩となります。サスメドのアプリは、睡眠障害の治療に新たなスタンダードを提供することが期待されており、社会全体の生産性向上に寄与することが出願されます。今後の進捗から目が離せません。

会社情報

会社名
サスメド株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町3-11-5日本橋ライフサイエンスビル2
電話番号

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