ポーラ・オルビスHDの新たな採用ブランディングの挑戦
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(以下、ポーラ・オルビスHD)が、採用ブランディングの強化に取り組んでいます。このプロジェクトは、同社が100周年を迎える2029年に向けた長期経営計画「VISION2029」に基づいています。今後の成長を支えるためには、新たな人材の獲得が不可欠であり、そのためには適切な情報の発信が必要とされていました。そこで、株式会社揚羽が手掛けたのは、各対象者に向けた新卒、キャリア、障がい者それぞれの採用サイトの構築です。
課題の明確化と情報発信の重要性
ポーラ・オルビスHDは、これまで採用に関する情報提供が不足しており、求職者は同社の企業文化や職場環境を理解する機会が限られていました。新卒、キャリア、障がい者という異なる対象者に対するメッセージを明確にすることが、企業理解を深める上での鍵となります。そのため、揚羽は各採用種別の特性に応じたコンセプトをが策定し、より効果的なコミュニケーション方法を模索しました。
情報提供のアプローチ – Webサイトの新設
揚羽は3つの採用活動に特化したWebサイトの構築を指導しました。各サイトのデザインは、企業の“らしさ”と求める将来像を融合させ、求職者が企業文化や働く環境を具体的にイメージできるようにしています。特に、従業員の座談会コンテンツを設置することで、よりリアルな職場像を求職者に伝えることができます。また、クリエイティブなビジュアルデザインに加え、ノーコードでのサイト構築が可能になり、柔軟な運用が実現しました。
成果の測定と効果の実感
2025年3月に新たに公開された3つのサイトは、大きな反響を呼びました。その結果、新卒採用サイトでは数千人の訪問者を記録し、説明会予約率は約40%に達しました。そして令人嬉しいことに、前年に比べて応募者数は倍増しました。キャリア採用では、サイト訪問が常態化し、面接時には企業への理解がより深まっています。また、障がい者採用でも応募者数が増え、同社の採用に対する姿勢や環境に対する理解が進んでいます。これらの成果は、情報の質と量が向上したことで実現したものです。
支援内容の詳細
揚羽がポーラ・オルビスHDに提供した支援内容は、以下の通りです。
1.
採用種別ごとのコンセプト設計:新卒、キャリア、障がい者それぞれに合わせたメッセージやコンセプトの策定。
2.
コンテンツ企画・制作:リアルな働き方を伝える座談会やインタビューコンテンツの制作。
3.
デザインとノーコード開発支援:企業の“らしさ”と将来像を融合したデザインを活用してサイト運営の柔軟性を確保。
プロジェクトの成果については、揚羽の公式サイトでも紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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さらなるブランディングへの支援
揚羽はコーポレートブランディングやマーケティングコミュニケーション、インナーブランディングなど幅広い分野で支援を行っており、クライアントとともに共鳴しながら活動しています。ブランディングやマーケティングに関する悩みを抱える方は、ぜひ公式サイトの問い合わせフォームよりお声がけください。
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【会社概要】
- - 名称:株式会社揚羽
- - 市場:東京証券取引所グロース市場・名古屋証券取引所ネクスト市場(証券コード:9330)
- - 資本金:2億7935万円(2024年9月30日時点)
- - 所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
- - 設立:2001年8月
- - 代表者:湊 剛宏
- - URL:揚羽公式サイト