宇宙アイデアコンテスト
2025-01-08 10:33:30

大学生が提案する未来の宇宙のアイデアが結集した「SPACE IDEA CONTEST」

未来の宇宙をデザインする学生たちの熱戦



2023年12月13日から14日にかけて、東京・日本橋のX-NIHONBASHI TOWERにおいて「SPACE IDEA CONTEST」が開催されました。このイベントは、全国の大学生や大学院生を対象に、宇宙と地球に関する新たなアイデアを提供することを目的としたものであり、「ひとと宇宙のこれから」をテーマに展開されました。

イベントの趣旨と概要



このコンテストは、学生たちが自分の専門分野と宇宙を掛け合わせ、「暮らしたくなる宇宙」や「地球への大切さ」をテーマにしたアイデアを提案し合う場として設計されました。初日のプログラムには、アイデア創造を促進するためのインプットセッションやグループ活動が含まれており、参加者同士が打ち解けやすい雰囲気を作り出しました。

2日間のプログラムには、書類審査を通過した54名の学生が集まり、初めて顔を合わせる仲間とともにグループを構成し、アイデアブレインストーミングを進めました。この初対面にもかかわらず、彼らの間には自然なコミュニケーションが生まれ、互いに刺激し合う様子が見受けられました。

緊張と興奮のプレゼンテーション



2日目の午後、ついに緊張感の漂うプレゼンテーションが行われました。10チームが自らのアイデアを発表し、宇宙飛行士の野口聡一氏をはじめとする審査員たちがその評価を行いました。学生たちの真剣な表情と情熱的なプレゼンは、会場の雰囲気を一層高めました。特に、彼らが発表する際には会場からの温かい応援が感じられ、成功への期待が広がっていました。

野口聡一氏による特別講演



コンテストのもう一つの見どころは、野口聡一氏の特別講演でした。宇宙開発の現状や、自身の貴重な経験を交えながら、宇宙でのアイデアがどのように実現されるのかを詳しく語っていただきました。学生たちはその内容に熱心に耳を傾け、メモを取る姿が印象的でした。また、野口氏からは、今後の彼らの活躍に向けた激励の言葉も贈られました。

審査結果発表と受賞チーム



コンテストの結果として最優秀賞は「Super Space Sento」に決定し、他にも多くの賞が授与されました。整う野口聡一賞には「SPACE MEMORY」が選ばれ、デザイン賞として「Super Space Sento」が、さらには「極限QOL賞」や「JAMSSきぼうFD賞」といった多様な賞が設けられました。

この2日間にわたる「SPACE IDEA CONTEST」は、学生たちが自らの創造力と熱意を存分に発揮し、新たなアイデアが生まれる場となりました。有人宇宙システム株式会社にとって、本コンテストは初めての試みでしたが、参加者たちが宇宙に興味を持ち、今後のキャリアに繋がる新たな可能性を見つける一助となることを期待しています。

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有人宇宙システム株式会社は、国際宇宙ステーション(ISS)の運用を行っており、民間宇宙ステーションの時代に向けた取り組みを進めています。宇宙開発の最前線での技術力を活かし、地球と宇宙を結ぶ重要なハブとして活動を続けています。

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会社情報

会社名
有人宇宙システム株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル8F
電話番号
03-3211-2002

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