中小企業の景況感
2024-07-17 10:40:36

中小企業の経営状況は厳しい?フリーウェイジャパンが上期景況調査を実施

中小企業の経営状況は厳しい?フリーウェイジャパンが上期景況調査を実施



株式会社フリーウェイジャパンが、中小企業/零細企業の従業員・代表取締役、個人事業主373人を対象に実施した「2024年上期経営状況に関するアンケート」の結果が発表された。調査によると、2024年度上期は、中小企業の経営状況が厳しい状況にあることが明らかになった。

景気悪化を感じる企業が前年比で増加



今回の調査では、47.0%の企業が「景気が悪くなっていると感じる」と回答した。これは、2023年度上期調査から13.1ポイント増加した結果であり、中小企業の経営環境が厳しさを増していることを示している。景気悪化の理由として、最も多かったのは「受注量や販売量の動き」で61.7%だった。

価格転嫁が困難で賃金上昇も難しい状況



物価高や資源高の影響を受け、価格転嫁を「できていない」と回答した企業は78.8%と、前回調査に引き続き7割を超えた。価格転嫁が難しい状況の中、来年度の賃金については、「変動はない」と回答した企業が44.8%と最も多く、賃金上昇も難しい状況にあることがわかる。

事業戦略の見直しや対策を検討する企業が増加



厳しい経営環境下、事業戦略/ビジネスモデルの見直しや対策を行った企業は32.4%と、昨年上期から7.6ポイント増加した。具体的な対策としては、「既存の商品・サービスの見直し、アップデート」が39.7%、「新しい商品・サービスの開発」が35.5%と、製品・サービスの見直しが上位を占めた。

政府への期待は?



政府に対しては、経済支援策として「物価高対策」を期待する声が最も多く、41.0%の企業が求めている。その他、「中小企業向けの支援策の拡充」、「個人向け減税」、「法人向け減税」などが挙げられた。

まとめ



今回の調査結果から、中小企業は厳しい経営環境に置かれていることがわかる。価格転嫁が困難で賃金上昇も難しい状況が続いている中、事業戦略の見直しや対策を検討する企業が増加している。政府には、中小企業を支援する具体的な対策が求められるだろう。

フリーウェイジャパンについて



フリーウェイジャパンは、会計・給与計算・勤怠管理など、バックオフィス系業務をサポートするクラウド型サービス「フリーウェイシリーズ」の開発・提供を主な事業とする企業である。中小企業の業務をサポートすることが、日本経済の活性化につながると考え、起業家・フリーランスなどの小規模事業者を対象に、永久無料でサービスを利用できる仕組みを実現している。


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会社情報

会社名
株式会社フリーウェイジャパン
住所
東京都中央区日本橋富沢町12-8Biz-ark日本橋6F
電話番号

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