E80グループがJapan Pack 2025で全自動化物流ソリューションを発表
飲料や食品、消費財の製造・流通に向けた自動化ソリューションを手掛けるE80グループが、2025年10月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催される「Japan Pack 2025」に出展します。今回は、同社が提供する統合型の工場内および物流センター内の完全自動化物流ソリューションが紹介され、注目を集めています。
この展示では、同グループが開発した物流の自動化のための最先端技術が取り上げられる予定で、その中核を成すのが、自社開発のソフトウェアプラットフォーム「SM.I.LE80」です。このプラットフォームは、リアルタイムでの接続性や安全性、そして運用の継続性を確保するために設計されています。E80グループはこれまでに450以上の統合自動化ソリューションを世界中に導入しており、これまでの実績が信頼性を裏打ちしています。
展示内容と独自機能
E80グループの展示エリア(東6ホール 6-404ブース)では、自動搬送・保管の完全統合型ソリューションが披露される他、レーザー誘導型自動搬送車両(LGV)や、自動トラック積卸システム、先進的な自動倉庫技術など、幅広い自動化ソリューションが展示されます。これにより原材料や完成品など、さまざまな製品がスムーズに自動搬送される様子が紹介され、来場者はその効率性を目の当たりにすることでしょう。
特に注目すべきは、E80グループがフランスのExotec社と共同開発したSkypod® AS/RS(自動倉庫システム)です。このシステムは、モジュラー型ロボットを用いてケースやパレットを効率的に管理する技術が組み込まれており、食品や消費財における高いボリューム需要に応じた拡張性を持っています。生産性の向上だけでなく、Warehouse operationsの最適化を通じて、全チャネルにおけるフルフィルメントの加速を可能にすることを目指しています。
E80グループの事業展開
E80グループは、食品、飲料、家庭紙業界に特化した自動化されたイントラロジスティクスソリューションを提供しています。これまでに、BarillaやNestlé、Coca Colaなどの世界的なブランドのために、数千台のロボットシステムとLGVを納入しており、自動化によって物流の全フローを最適化する仕組みを構築しています。
このように、E80グループは、日本市場への積極的な参入を通じて製造業者や流通業者の業務柔軟性向上を支援し続けています。自動化技術の進化がもたらす新たな可能性に、来場者は期待を寄せています。
展示会概要
名称:Japan Pack 2025(日本包装産業展)
会期:2025年10月7日(火)~10日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟4~8ホール
主催:一般社団法人日本包装機械工業会
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展示会URL
なお、来場は事前登録制となっており、興味のある方は公式サイトから事前登録を行ってください。これにより、最先端技術の展示を通じて、物流の未来について理解を深める絶好の機会となるはずです。