災害時の中小企業支援
令和7年8月6日から発生した低気圧と前線による大雨の影響を受けた皆様に、心からお見舞い申し上げます。特に、中小企業や小規模事業者の皆様にとって、このような自然災害は事業の存続に大きな影響を及ぼすものです。これを受けて、独立行政法人中小企業基盤整備機構は特別な措置を講じることとしました。
特別相談窓口の設置
金沢市(石川県)および霧島市(鹿児島県)に対して、災害救助法が適用されました。これに伴い、北陸本部と九州本部それぞれに特別相談窓口を設置します。この窓口では、被災した中小企業が迅速に事業を再開できるようサポートを提供します。
北陸本部
- - 窓口名: 特別相談窓口(企業支援部企業支援課)
- - 電話: 076-223-5546
- - 住所: 石川県金沢市広岡3丁目1番1号 金沢パークビル10階
九州本部
- - 窓口名: 特別相談窓口(企業支援部企業支援課)
- - 電話: 092-263-0300
- - 住所: 福岡県福岡市博多区綱場町2番1号 博多FDビジネスセンター3階
オンライン相談
また、オンライン経営相談(E-SODAN)を利用することで、専門家に直接チャットで相談したり、AIチャットボットから災害対策に関する情報を得ることも可能です。詳しくは
こちらからご確認ください。
被災小規模企業共済契約者への貸付け
災害により経営が困難になった小規模企業共済契約者に向けて、災害時貸付けの適用をお知らせします。
- - 共済相談室: 050-5541-7171
- - 共済サポートナビ: こちら
災害時貸付適用地域
災害時貸付けが適用される地域は以下の通りです(8月8日時点):
- - 法適用日: 8月7日
- - 石川県: 金沢市
- - 鹿児島県: 霧島市
中小企業基盤整備機構の役割
中小企業基盤整備機構は、事業の自律的発展や持続的成長を目指す中小企業や小規模事業者に対し、様々な支援を行っています。経営環境が急速に変化する中で、企業が直面する課題に対し、伴走型支援や資金面での助け、ビジネスチャンスの提供を通じて、地域経済活性化に貢献しています。
第7の令和を迎えた日本において、災害による影響を最小限に抑え、各企業の復興支援が必要不可欠です。中小企業基盤整備機構の支援を通じて、事業者が新たなスタートを切る一助となることを心より願っております。