結婚前にふたりの思い出をアルバムで残す文化の台頭
近年、結婚に対する意識が変わりつつある中で、恋人とのアルバム作りが新たな文化として根付いています。2025年に行われたROLLCAKE株式会社の調査によると、特に20〜30代の未婚女性の間で目立つ傾向があります。調査結果は、恋愛とアルバム文化の結びつきの深まりを示しています。
6割以上が結婚を意識
この調査対象者の62.6%が、「今の恋人と結婚を考えている」と回答し、結婚を前提にした交際が一般化していることを反映しています。マッチングアプリの普及により、出会いのスタイルも変化しており、恋愛がより現実的な未来の一部として位置付けられています。
恋人との思い出はアルバムで残す
アルバムを作ったことのある未婚女性は44.2%に上ります。また、78.7%が恋人へのプレゼントとしてアルバムを贈った経験があり、特に「記念日」や「旅行後」がアルバム作成の重要なきっかけとなっています。これにより、“節目を形に残す”文化が徐々に広がりを見せています。
アルバムはふたりの思い出を振り返るツール
恋人とアルバムを作ったことのある人の中で、約70%が月に1回以上アルバムを見返していることも示されています。35.6%は月に1回、33.0%は週に1回以上の頻度で振り返っています。これは、一度アルバムを作成すると、その思い出を定期的に回想する習慣がつく傾向があることを示しています。
オフライン重視の傾向も
また、ツーショットを撮ることは代表的な行動の一つですが、SNSにアップしないことを選ぶ人が約40%に達しており、恋人との思い出を“ふたりだけのもの”として大切に保管する意識も高まっています。このことからも、デジタル全盛の時代においても、オフラインでの記録が重視される傾向がうかがえます。
新しい結婚準備の形としてのアルバム
こうした調査結果を受けて、ROLLCAKEは「結婚前にふたりのアルバムを作る」ことを新しい習慣として広めるキャンペーンを計画しています。アルバム作りは、単に写真を記録するだけでなく、ふたりの関係性を振り返り、将来を考える機会ともなりえるのです。
調査概要
- - 調査名:ライフスタイルに関するアンケート
- - 実施時期:2025年7月9日〜15日
- - 調査方法:インターネット調査
- - 調査対象:20〜30代未婚女性(有効回答数:1,115名)
- - 実施機関:ROLLCAKE株式会社
ALBUS(アルバス)について
ALBUSは、毎月8枚(最大15枚)まで無料で「ましかく」写真をプリントできるサービスです。さらに専用アルバムには最大144枚まで収納可能です。主流のデジタル化が進む中、アルバム作りを通じて、アナログな思い出を大切にする新しい文化が確立されつつあります。アルバムがもたらす意味や価値を再考する時が来たのかもしれません。