長谷部誠氏が参加する子ども権利プロジェクト報道発表会について

2024年7月31日(水)、長谷部誠氏が日本ユニセフ協会の大使として、東京都港区のユニセフハウスにて「こどものけんりプロジェクト」の報道発表会に参加します。これは現役引退後の初めての親善大使活動であり、自身の経験を通じて重要なメッセージを伝える新たな機会でもあります。

「こどものけんりプロジェクト」は、日本国内において「子どもの権利」の正しい認識を広めることを目指しており、ユニセフとこども家庭庁が共同で進める活動です。この活動は、子どもたちの幸福を高めるために、彼らの権利の理解を深めることを重要視しています。近年、こども基本法の施行と共に、子どもたちが自らの権利を知ることができる環境を整えることが求められています。また、2024年には、日本が「子どもの権利条約」に加盟して30年を迎える特別な年でもあります。

長谷部氏は、この会の中でユニセフの新しいキャラクター、ジーンとケーンを紹介し、彼らと共に「こどものけんりプロジェクト」の内容を説明予定です。プロジェクトでは、NHKエデュケーショナルと協力し、新たな教育教材を開発し、約5万の幼稚園と学校に配布する取り組みを行います。これは、子どもの権利についての正しい教育を広めるための重要な一歩となるでしょう。

会のプログラムは、冒頭に早水研日本ユニセフ協会専務理事からの開会挨拶があり、続いてユニセフ事務局次長からのビデオメッセージが予定されています。長谷部氏自身の挨拶では、ユニセフ親善大使としての活動を振り返り、今後の抱負について語ります。

「子どもの権利を大切にする教育」は、単に子どもたちに権利を教えるだけでなく、周囲の人々の権利も尊重することを通じてコミュニケーションや関係構築の重要性を教えるものでもあります。このような教育を受けることで、子どもたちは自尊心を持ち、自分の存在の価値を理解するようになります。 

日本国内の「子どもの権利条約」の認知度は低く、成人の半数はその存在を知らない状況です。この状況を改善するためには、広範な啓発活動が欠かせません。長谷部氏の発表会は、こうした課題に取り組むための一つの大事なステップであるとともに、多くの人々に子どもの権利について考える大きなきっかけを提供することが期待されます。

報道発表会への出席希望の方は、あらかじめ必要事項を明記の上、日本ユニセフ協会の広報室に申し込みを行ってください。子どもたちの未来を支える「こどものけんりプロジェクト」に、ぜひご注目を。今後の活動やイベントの情報にもご期待ください。

会社情報

会社名
公益財団法人日本ユニセフ協会
住所
東京都港区高輪4-6-12ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。