MUFGとソーシャル・エックス、官民連携でスタートアップ支援!
三菱UFJ銀行(MUFG)と株式会社ソーシャル・エックスは、東京都のTOKYO SUTEAM協定事業の一環として、スタートアップ企業を支援する新たな取り組み「MUFG推しごとクラウドファンディング」を開始しました。このプログラムは、MUFGの顧客基盤や金融ネットワーク、ソーシャル・エックスの官民共創ノウハウを活かし、社会課題の解決に貢献するスタートアップを育成することを目指しています。
社会課題解決への強い意志
MUFGは2024年度からの中期経営計画において、社会課題解決を重要な柱に掲げています。スタートアップ企業が社会課題解決に重要な役割を果たすという考えのもと、大企業とスタートアップの連携を促進する新しい仕組みの構築を目指しています。ソーシャル・エックスは、官民共創による社会課題解決支援に取り組んでおり、その実績とノウハウを本プログラムに提供します。
プログラムの内容
本プログラムは、以下の3つのフェーズで構成されています。
① アクセラレーションプログラムの提供:
MUFGが定める社会課題解決の優先事項に合致するサービスや技術を持つスタートアップを募集し、厳正な審査を行います。選抜されたスタートアップは、ワークショップやメンタリングを受け、事業計画のブラッシュアップを行います。
② 自治体との連携による実証実験:
アクセラレーションプログラムを経て事業の解像度を高めたスタートアップは、ソーシャル・エックスが提供する官民共創マッチングサービス「逆プロポ」を通じて、自治体と連携した実証実験を行います。ソーシャル・エックスは、実証実験の伴走支援も行います。
③ ふるさと納税型クラウドファンディング:
自治体との連携が成立した後、自治体を起点としたふるさと納税型クラウドファンディングで、実証実験に必要な資金を調達します。ソーシャル・エックスは、クラウドファンディングの伴走支援も行います。
プログラムのスケジュール
- - 2024年12月6日:説明会
- - 2025年1月6日:応募締め切り
- - 2025年2月中旬:ファイナリスト決定
- - 2025年4月下旬:最終審査会
- - 2025年10月中旬:クラウドファンディング開始
TOKYO SUTEAM協定事業
本プログラムは、東京都が推進する「TOKYO SUTEAM」協定事業の一環として実施されます。「TOKYO SUTEAM」は、東京都が中心となって、スタートアップ支援を強化し、東京のスタートアップエコシステムを活性化させることを目的とした取り組みです。
まとめ
「MUFG推しごとクラウドファンディング」は、MUFGとソーシャル・エックスの連携、そしてTOKYO SUTEAMの支援のもと、社会課題解決を目指すスタートアップにとって強力な後押しとなるでしょう。民間主導による資金調達という革新的な試みも注目ポイントです。今後の展開に期待が高まります。