CBREがアルプス物流の物流施設をサポート
シービーアールイー株式会社(CBRE)は、株式会社アルプス物流が所有する8つの国内物流施設の売却をサポートしました。これは、物流業界における資産戦略の重要性が高まる中で行われたもので、7月1日からは売却された物件の借り戻し(セール&リースバック)を通じて、施設管理業務も開始されています。
CBREは、アルプス物流からの依頼を受け、アセット・ライト推進のための流動化プランを構築しました。このプランに基づき、CBREの金融サービスの部門であるインベストメントバンキングが主導し、売買仲介部門や物流リーシング部門と連携。結果として、米投資ファンドKKR系の上場不動産投資信託である産業ファンド投資法人などへの売却を実現しました。このような成果により、CBREはアルプス物流が保有するポートフォリオの資産価値を最大化することに成功しました。
さらに、このプロジェクトでは、CBREが戦略構築から実行、売却後の管理まで一貫して対応したことがポイントです。このような包括的なサポートにより、アルプス物流のアセット・ライトへの貢献にも寄与しました。実は、CBREは2024年5月にもロジスティードによる国内32物件の売却サポートを行っており、今回の取り組みはその流れを受けたものです。
今後、CBREは企業の資産戦略に対する高まるニーズに応じ、高度な専門知識を活かした魅力的かつ戦略的な不動産取引の機会を創出していく方針です。関心のある企業に向けては、同社のキャピタルマーケットのインベストメントバンキング部門が、具体的なサポートを提供する体制が整っています。
CBREとは?
CBREは、米国のCBREグループの日本法人で、1970年に設立され以来、不動産の専門家として全国規模でサービスを展開しています。専門家チームが業界のニーズに応じて、売買仲介やプロパティマネジメント、アドバイザリーなどの多様なサービスを提供し、各企業の不動産戦略をサポートしています。そのネットワークと専門性により、顧客に対して最適な解決策を提案し続けています。
企業は常に変化する市場の中で競争優位を確保するために、敏速かつ的確な不動産戦略が求められています。それに応える形で、CBREは引き続きその専門性を発揮し、業界のリーダーとしての役割を果たしていくでしょう。まずはCBREの日本国内ホームページやSNSをチェックして、最新情報を得ることをお薦めします。