音楽で福島を支えるイベント「SONG OF THE EARTH 311 2020」
2020年3月、福島県で開催された「SONG OF THE EARTH 311」は、様々なアーティストが集結し、震災からの復興を支援するための音楽イベントです。本イベントは、一般社団法人ラブフォーニッポンが主催と企画を担当し、多彩なプログラムで福島を盛り上げました。特に注目されたのは沖縄出身のロックバンドORANGE RANGE(ACOUSTIC SET)や、歌唱力に定評のあるハナレグミ、さらにはサッカー好きのラッパーGAKU-MCなど、その顔ぶれは豪華です。
イベントの概要
「SONG OF THE EARTH 311」は福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジで行われ、3月8日の日に行われたGREEN & BLUEフェスティバルには、音楽ライブのほかにもサッカーコンテンツやキャンドルナイトがあり、地元の人々や観光客の関心を集めました。また、3月11日には「CANDLE 11th」と題し、音楽ライブや黙祷などが行われ、特にこの日は多くの方々が集まり、震災を振り返る大切な時間となりました。
参加アーティスト
参加アーティストは多岐にわたり、音楽シーンのバラエティを体現しています。3月8日のGREEN & BLUEフェスティバルには、合計21組のアーティストが出演し、観客を楽しませました。
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ORANGE RANGE(ACOUSTIC SET)
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ハナレグミ
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GAKU-MC
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NakamuraEmi
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MINMI
これに加えて、3月11日の「CANDLE 11th」では、青谷明日香や高橋てつやなども登場し、感動的なパフォーマンスを展開しました。
復興支援の意義
「SONG OF THE EARTH 311」の最大の目的は、震災の記憶を風化させず、復興を支える手助けをすることにあります。CANDLE JUNEが代表を務める一般社団法人ラブフォーニッポンは、このイベントを通じて被災者同士の支援の輪を広げ、より強固なコミュニティを築くことを目指しています。災害から学び、未来につなげる取り組みとして、震災の経験を次の世代に伝えていく意義は大きいといえるでしょう。
ボランティアの募集
イベント開催にあたり、ボランティアの募集も行われ、多くの協力者が参加しました。彼らは駐車場の案内やイベント会場内外の警備、さらにはチャリティーグッズの販売まで、多岐にわたるサポートを提供し、参加者への温かいおもてなしを担いました。ボランティア活動は支援の大切な一部であり、地域密着型の運営が実現されました。
まとめ
このように、SONG OF THE EARTH 311は単なる音楽イベントではなく、福島の復興を願う全ての人々の思いが詰まった特別な空間となりました。音楽を通じて多くの人々が集まり、共に過ごすことで「悲しみから喜びへ」というメッセージが伝わり、次世代への希望を感じることができました。これからも地域の連携と支援の輪が広がっていくことを願っています。