アサヒビールが提案する健康的な働き方とは？無酒飲料の新プロジェクト

アサヒビールが新たなプロジェクトを発表: 働くあなたにアサヒゼロ

アサヒビール株式会社（本社：東京、社長：松山一雄）は、ノンアルコールビールテイスト飲料『アサヒゼロ』を通じて働く人々に健康的なライフスタイルを提供する新たな取り組み「働くあなたにアサヒゼロプロジェクト」を始動しました。このプロジェクトは、ビール好きが抱える「仕事とビールのバランス」が取れる生活を実現することを目的としています。発表会は4月3日にコンラッド東京で行われ、フットボールアワーの後藤輝基さんを招いたトークセッションが展開されました。

プロジェクトの背景と狙い

今回のプロジェクトは、働く人々がビールを楽しみつつ、仕事にも支障が出ないような生活を促進することが狙いです。アサヒビールのマーケティング本部長、古澤毅氏は「多くの働く人々がビールを楽しみたいと考える一方で、翌日の仕事を気にして飲み控えることが多い」と述べ、アンケート結果に基づくデータを紹介しました。調査では、約半数の人がビール類を飲みたいと思っているものの、仕事に対する影響を懸念していることが明らかになりました。

古澤氏によれば、この取り組みを通じてポジティブな仕事環境を創出し、ビールの楽しみと仕事を両立させる「ワークビールバランス」の実現を目指すとのことです。また、同プロジェクトは2030年までに500社と連携を目指しており、現在32社が賛同していると発表しました。

フットボールアワー後藤さんの体験談

発表会には、「ワークビールバランスアンバサダー」に任命されたフットボールアワーの後藤輝基さんも登壇しました。後藤さんは「アサヒゼロは以前から飲んでいたので、アンバサダーとして関わることができて非常に嬉しい」と感想を述べ、会場を和ませました。ノンアルコールビールを試飲した後藤さんは、その味わいについて「本当にノンアル？と思うほどのクオリティで驚いた」と評価しました。

トークセッションでは、経済評論家の鈴木貴博さんを交え、仕事とビールの関係について議論が交わされました。鈴木さんは「お酒の楽しみ方を工夫することで、仕事のパフォーマンスに良い影響を与えることができる」と強調しました。その上で、『アサヒゼロ』は本物のビールに近い味があり、満足感の高い時間を楽しむことができるとのこと。

後藤さんも、「ノンアルコールにすることで、翌日の仕事に悪影響を与えず、快適に過ごせるようになった。ツッコミのキレも、ノンアルのおかげです」と、自身の体験を笑い交じりに語りました。

後藤さんの人生の節目と「ワークビールバランス」

後藤さんは、自らの人生を振り返りながら、「ワークビールバランス」年表を披露しました。20歳の頃は「お酒に使えるお金も限られていたため、比較的バランスが取れていた」と語り、M-1グランプリ優勝時は多忙を極め、お酒の機会も増えて「バランスが乱れてきた」と回顧しました。

彼は結婚後に「ワークビールバランス」を意識し始めたとし、「アサヒゼロのおかげで翌日の仕事への影響がゼロになった」と現在の満足感を明かしました。新しくなった『アサヒゼロ』の味については「ノンアルとは思えないおいしさで、自分のビール好きな気持ちを十分に満たしてくれる」とのこと。

発表会では、プロジェクトのPRの一環として新CM「働くあなたにアサヒゼロ市場」篇も上映されました。後藤さんは「CM撮影では、本当にビールみたいな味がする！と多くの人に言われて驚いた」と語り、その魅力を再確認しました。