ヒュンメルが聴覚障がい者支援の手話シャツを発表
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」が、Jリーグの「ツエーゲン金沢」とコラボレーションし、聴覚障がい者支援に繋がる手話シャツを制作しました。このシャツは、11月16日に開催される明治安田J3リーグ第36節の栃木SC戦において、選手たちがウォーミングアップ時に着用する予定です。また、シャツの予約は9月25日までツエーゲン金沢の公式オンラインストアで行われており、このプロジェクトの意義に賛同する方々はぜひ参加してほしいです。
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」というビジョンのもと、人権やジェンダー、平和のテーマに取り組んでおり、今回の手話シャツによるチャリティー活動もその一環として位置付けられています。すでに他のスポーツチームとの協力で実施してきたこのプロジェクト、ハンドボール日本代表やガンバ大阪、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに続き、ツエーゲン金沢版が誕生しました。
ツエーゲン金沢は、石川県の「誰もが共に暮らし続けられるまち」というビジョンを掲げており、ブラインドサッカーチーム「ツエーゲン金沢BFC」など、地域のさまざまな課題解決に取り組んでいます。このような積極的な地域貢献活動の中で、手話シャツプロジェクトも実現しました。聴覚障がい者が楽しめるデフスポーツでは、笛やスターターピストルの代わりに視覚的な信号が使われます。これに関連して、デザインには、スポーツの応援用のフラッグとして使われる旗をテーマに、「心の旗を振ろう」というメッセージが込められています。
シャツのデザインは、胸部に「ZWEIGEN」の指文字とアルファベットを配置し、背面上部にはクラブの理念ロゴ「挑戦を、この街の伝統に。」を入れています。また、右袖には指文字で「KANAZAWA」、左袖には「ZWEIGEN SDGs」ロゴが、背面裾部にはヒュンメルのタグラインである「LET’S PLAY」にあたる「やってみよう」の手話が施されています。このように、手話を取り入れたデザインは、視覚でのコミュニケーションを大切にする意図が込められています。
ツエーゲン金沢の手話シャツは、9月25日までの予約期間で、価格は8,800円(税込)です。サイズはSからXO4までのユニセックス展開で、ネームや背番号のカスタマイズは行われません。商品の発送は11月中旬を予定しており、試合後には選手着用シャツのオークションも開催され、売上の一部が聴覚障がい者支援に繋がります。
商品情報
- - 商品名: ツエーゲン金沢 手話シャツ
- - 価格: 8,800円(税込)
- - サイズ: S・M・L・O・XO・XO2・XO3・XO4(ユニセックス)
ショップ情報
ツエーゲン金沢公式オンラインショップは
こちらです。
ツエーゲン金沢とは
ツエーゲン金沢は、J2リーグで活躍するサッカーチームで、金沢市を中心に石川県全域をホームタウンとしています。チーム名の「ツエーゲン」は、ドイツ語の“Zwei”和“Gehen”に由来し、サポーターと共に進むことを象徴しています。地域密着型のクラブ理念を持ち、地域のさまざまな課題解決に寄与しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
ツエーゲン金沢公式ウェブサイト
ヒュンメルについて
ヒュンメルは、1923年に設立されたスポーツブランドであり、スタッド付きフットボールブーツを世界で初めて開発しました。ブランド名は、飛べないとされるマルハナバチの努力の物語に由来し、スポーツを通して新しい挑戦を続けています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
ヒュンメル公式ウェブサイト