シェルパとANAホールディングスのCSO対談
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、ANAホールディングスとの特別対談記事を公開しました。これは、資金調達を記念して行われたもので、ANAホールディングスの執行役員でグループのCSOを務める保谷智子氏と、シェルパの取締役CSuOである中久保菜穂との対話が展開されました。
シリーズBラウンドの資金調達
2025年8月に、シェルパはシリーズBラウンドの第一回クローズとして、合計10億円の資金調達を発表。ANAホールディングスも、CVCを通じて新たな投資家として参加しています。この流れは、顧客企業が投資家として参画することで、より実務に近いニーズに応える機能開発や事業推進を加速することを目指しています。
ANAのサステナビリティ戦略
対談の前編では、ANAホールディングスのサステナビリティ推進体制とその戦略について深堀りがなされました。保谷氏は、企業の価値は「人的資本」によって構成されると語り、多様性がもたらす変革力についても触れました。DEI(多様性・公平性・包括性)の推進が、企業価値を高める鍵となると示唆しました。
情報開示とテクノロジーの役割
後編では、シェルパの「SmartESG」を利用する企業として、サステナビリティ情報開示の重要性が強調されました。中久保氏は、企業が公開するサステナビリティ情報が投資家や顧客、さらには社会全体に与える影響について分析しました。特に、AIやテクノロジーの活用が企業価値にどう寄与するかについても言及されました。
対談者のプロフィール
保谷智子氏は1992年にANAに入社し、そこで多くの役職を歴任し、特にDEIに関する施策に尽力してきました。一方、中久保菜穂氏はESGとAIに特化した専門家であり、経歴としてはS&PグローバルにおけるESGソリューションズ日本ヘッドやデロイトでのESGコンサルティングの経験があります。
このように両者の対談は、企業のサステナビリティ戦略や情報開示の重要性、さらにはテクノロジーを用いた革新についての非常に有意義な情報を提供しています。特に、今後の企業経営にとって不可欠なテーマが数多く挙げられ、読み応えのある内容となっています。対談記事のリンクは、
前編はこちら、
後編はこちらで見ることができます。
まとめ
シェルパとANAホールディングスの対談は、サステナビリティに関心がある人々に多くの示唆を与えるものであり、同業界の実践的な知見や将来への展望を知る良い機会です。両社の取り組みは、ESGの向上だけでなく、さらなる持続可能な社会の構築に向けた大切な一歩です。