コープデリが福島県へ2,464万円の支援募金を贈呈
2023年7月14日、コープデリ生活協同組合連合会が福島県において「ふくしま復興応援募金」の贈呈式を行い、寄せられた金額は2,464万3,694円に達しました。この募金は福島県の復興支援の一環として、組合員からの温かい想いを形にしたものです。
募金はどのように集められたのか
コープデリは、主に宅配サービスを通じて募金を募るキャンペーンを実施しています。組合員が商品を注文する際に寄付をすることができるほか、店舗に設置された募金箱、レジでの募金、さらにはコーププラザに設置された募金箱を通じても寄付を受け付けています。特にポイントを使った募金方法も導入されており、1ポイントが1円として寄付に利用可能です。
このアプローチが多くの組合員に支持され、福島県への募金が大きく集まった理由の一つと言えます。実施期間は通年で、2024年度分は2024年3月21日から2025年3月20日までとなっており、継続的な支援が期待されています。
寄付金の使い道
寄付された金額は、福島県を代表する「東日本大震災ふくしまこども寄附金」と「災害復興寄附金」に振り分けられました。具体的には、各1,232万1,847円ずつが寄付され、合計で2,464万3,694円となっています。この寄付により、震災で大きな影響を受けた地域の子どもたちやそのコミュニティーへの支援が行われます。
贈呈式の様子
贈呈式では、コープデリ生活協同組合の代表理事である熊﨑伸氏が福島県の内堀雅雄知事に目録を手渡しました。熊﨑氏は、「多くの組合員の方々のご協力のおかげで、今ここにこの晴れの日を迎えられました。この募金が少しでも福島の復興に役立てばと思っています」と述べました。内堀知事も「皆さまの温かいご支援に心から感謝申し上げます」と感謝の意を示しました。
これからの復興支援
この募金活動は、福島だけでなく、全国の震災復興活動にポジティブな影響を与えるものです。コープデリは、今後も地域と連携した支援活動を続けていく方針であり、他の生活協同組合とも協力してより多くの復興支援を実施していきます。地域社会への貢献を重要視し、組合員と共に持続可能な支援を目指します。
福島県の復興支援は一朝一夕では進まないものですが、こうした取り組みが地域の希望となっています。コープデリの活動を通じて、復興の灯が少しずつでもともることを願ってやみません。