電通デジタルがLunioの不正クリック対策を日本初導入

電通デジタル、Lunioの不正クリック対策を初導入

株式会社電通デジタル（本社：東京都港区）は、英国マンチェスターに本社を置くLunioの不正クリック対策ソリューションを、日本初の試みとして導入したことを発表しました。この取り組みは、アドベリフィケーションの専門会社であるIntegral Ad Science Japan（IAS）とのパートナーシップのもと実現したものです。

デジタル広告の成長とともに、不正クリックの問題はますます深刻化しています。2000億ドル超とされる収益の損失が全球的に見積もられる中、企業にとっては不正クリック対策が必須となっています。Lunioのソリューションは、様々な広告媒体や配信チャネルに対応しており、不正クリックを効率的に特定し、排除する機能を持っています。

電通デジタルでは、IASと共にアドベリフィケーションツールの導入を進めてきた実績があります。今回のLunioの導入により、企業は広告のインプレッション計測やアドフラウドからの保護に加え、不正クリックに対する包括的な対策が可能になります。このソリューションは、広告効果を最大限に引き出すことに貢献し、結果的に企業の成長を後押しします。

電通デジタルの見解

電通デジタルのストラテジー部門部門長、杉本晃一氏は、「Lunioのソリューションによって、インプレッションやクリック後のトラフィックに対する対応が一貫して行えるようになりました。特にAIを用いた自動最適化メニューに対応することで、より広範囲なニーズに応えられるようになることを嬉しく思います。」とコメントしています。

IASの役割

IASの日本カントリーマネージャー、竹井伸仁氏もこの取り組みを高く評価しています。「電通デジタル様がLunioを導入することで、マーケティング担当者は不正クリックの分析の信頼性と透明性を高められるでしょう。」と述べています。

Lunioの期待

LunioのCEO、ニック・モーリー氏は、「電通デジタル様との連携により、日本市場におけるクリック詐欺への意識をさらに高められることを嬉しく思います。AIが主流となる中で、広告パフォーマンスの透明性の確保が今後のキーポイントです」と述べ、今後の展望に期待を寄せています。

このように、電通デジタルはLunioのソリューションとIASの技術を活用することで、日本におけるアドベリフィケーションの普及を図っていく方針です。より高度なソリューションを提供することで、クライアントの事業成長及び市場での競争力を高めることを目指しています。