Kukulcanの新サービス
2024-04-01 14:08:45
Kukulcanが消費者と農園を結ぶ新たなAIプラットフォームを発表
Kukulcanが描く未来
日本の農業は、異常気象の影響で大きな変化を遂げています。これにより、多くの農産物が不作に悩まされ、中には市場に出回らずに廃棄される運命にあるものも無視できません。そんな現状を受けて、2024年に設立された株式会社Kukulcanが、消費者と農園を直接結ぶ新しい農作物調達AIプラットフォームを発表しました。
1. Kukulcanの誕生とミッション
Kukulcanは、東京都中央区に本社を置き、Antler Japanを通じて起業しました。彼らの目指すところは、「誰も、何も捨てられない」社会の実現です。この理念の元、異常気象によって価格変動に苦しむ農業従事者と、農作物の高騰に苦しむ消費者の双方を救うための取り組みが始まります。日本国内では、規格外として扱われる約193万トンの農作物が毎年発生しています。この数を少しでも減らすことがKukulcanの重要なミッションです。
2. AIプラットフォームの機能
AIレコメンド機能
飲食店の従事者が自店の情報をプラットフォームに入力することによって、リーズナブルに手に入る野菜や果物を提案する機能です。この機能により、コスト削減とメニュー開発が効率的に行えるようになります。
農業支援システム
農業従事者は、日々の栽培状況を入力することで、より効果的な農作物の栽培方法が提案されます。これにより、生産性と収益性の向上が見込まれ、農業の持続可能性が高まるでしょう。
3. 地域貢献と農業の未来
Kukulcanは、今後もプラットフォームの改善を進め、地域の農園との連携を深めていく意向です。消失しつつある農技術や特産物を保存・復元し、次世代へと繋げることが目標です。農業の持続可能性を確保し、地域に貢献するというビジョンは、彼らの活動の根底にあるものです。
4. 投資家のコメント
Antler代表取締役の梅澤亮氏は、Kukulcanのミッションに強く共感し、彼らへの投資を決断しました。彼は、Kukulcanチームの意欲と創造力を高く評価し、持続可能な社会に向けた挑戦に期待を寄せています。
5. 代表ホンリナの想い
Kukulcanの共同創業者であるホンリナさんは、ビジョンを実現するための日々の努力を惜しまない姿勢を示しています。異常気象や食品ロスといった社会的課題をテクノロジーで解決する意気込みは、農業従事者と消費者の両方の未来を明るくすることでしょう。
まとめ
Kukulcanの取り組みは、持続可能な農業と消費の未来を形作る一歩です。この新たなプラットフォームは、農業従事者や消費者にとっての理想的な関係を築き、誰もが幸せに感じられる食のシステムを実現するためのものであると期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Kukulcan
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1丁目8−1 茅場町一丁目平和ビル3F 株式会社Antler内
- 電話番号
-
080-4237-7838