新しいメディア体験を提案するARマガジン「MNC」の創刊

ARマガジン「MNC」の革新

新しい時代のメディア体験を提供するために生まれたAR（拡張現実）マガジン「MNC」。この雑誌は、世界各地のカルチャーやインスピレーションを現代の視点から届けることを目指しています。そして、その初号が発表されました。

ISSUE 01のテーマは「TIME」

MNCの創刊号のテーマは「TIME」です。人はそれぞれ違った時間を生きており、そのズレや美しさをはっきりと感じることができる時代。我々が未来を選択するためには、時間という概念を深く理解する必要があります。本誌は、「流される」のではなく、「作り出す」ためのコンセプトを拡張していくことを掲げており、それぞれの視点から時間を創造する体験を提供することを目指しています。

感性を未来に残すマガジン

「MNC」は、今この瞬間の空気や思想を丁寧に拾い上げ、未来の誰かに届けることを念頭に置いています。読むことは後世に何かを残す行為であり、一瞬で消えてしまうこの時代に、心に響く体験を創造したい。そのために、MNCは「読む」という行為に新たな命を吹き込み、未来の形を見据えたカルチャーマガジンとして位置づけられています。

本誌は、AR技術を駆使したインタラクティブな要素が豊富に取り入れられており、単なる文章を読むだけでなく、触れ、感じ、つながる体験を提供します。これがMNCが描く「マガジンの未来」なのです。

日本語と英語のバイリンガルマガジン

紀念すべき創刊号の表紙はダブルカバーで、巻頭では「𠮷田カバン PORTER」を特集し、その後「Patta（パタ）」を取り上げています。日本国内および海外での販売も行われ、両言語で構成されているため、英語と日本語の両方の文脈で新しいメディア体験を提供します。AR技術によって、ただ読むだけでなく体感することができ、言語を超えたコミュニケーションの機会を生み出します。

ブランドとの共創による新たな体験

「𠮷田カバン PORTER」の90周年を記念して開催されたパリ・ファッションウィークでは、MNCの先行リリースが行われました。手掛けたのはラムダン・トゥアミが運営するコンセプトストア「WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES」で、多くの来場者が集いました。ここではPORTERの過去と未来をテーマにしたメッセージが披露され、新たな体験の場となりました。

日本では、𠮷田カバンの旗艦店「PORTER OMOTESANDO」とMNCの東京拠点「INSPIRATION CULT BAR & GALLERY」で初の創刊イベントが開催されました。ブランドと共に体験価値を育むためのパートナーシップが実施され、来場者に特別な体験を提供しました。