地域貢献の一環としてのサツマイモ寄贈
株式会社ソラシドエアが展開する「ソラシドエコファーム」にて収穫されたサツマイモ「紅はるか」が、熊本県の3つの施設に寄贈されました。この取り組みは、同社が地域とのつながりを深めるために行っているもので、2023年5月には熊本県宇城市にある株式会社イノPと連携し、包括的な協力関係を築くことを目的とする協定を締結しました。
寄贈されたのは約120kgのサツマイモで、宇城市にある「みすみ保育園」、熊本市内の「仁愛幼育園」、さらに「ケアホーム蓮台寺」の3か所です。寄贈式はそれぞれの施設で行われ、地元の子どもたちや高齢者たちに笑顔を届ける素晴らしい機会となりました。
ソラシドエコファームの開園経緯
「ソラシドエコファーム」は、ソラシドエアの就航20周年を記念して設立され、地域の発展に寄与することをテーマにしています。特に、地域住民との強い絆を築くため、エコファームでは子どもたちが植え付けや収穫に参加する機会が設けられており、地域の方々と一緒に成長を見届けることができます。
地域との連携と今後の活動
プロジェクトを担当している久保田博貴さんは、「この活動は地域の皆様からの支えを受けて成り立っています。感謝の気持ちを胸に、より多くの人々に恩返しができるよう努めます」と述べています。また、ソラシドエコファームでは、サツマイモの植え付けや収穫だけでなく、早生桐や栗の植樹なども行う予定です。
2023年11月1日には、地域の事業者と連携し、農業体験イベントが開催されました。このイベントを通じて、ソラシドエコファームの存在をさらに広めることを目指し、多くの地域住民と共に活動していく意欲を示しています。
イノPの紹介
共同のパートナーである株式会社イノPは、地域の若手農家が集まって設立された団体で、「農家や地域の希望の星になりたい」との思いからさまざまな活動を行っています。IT技術を駆使した狩猟技術の確立や、ジビエ加工や堆肥化による持続可能な施策に取り組むなど、地域の活性化に貢献しています。また、「生物多様性アクション大賞2018農林水産大臣賞」を受賞するなど、その努力は高く評価されています。
ソラシドエアについて
ソラシドエアは、宮崎県宮崎市に本社を構え、九州・沖縄エリアでの航空運行を主要業務としています。「空から笑顔の種をまく」というブランドプロミスのもと、安全で快適な空の旅を提供しています。また、地域振興プロジェクトにも積極的に関与し、より多くの人々に愛される企業を目指しています。これからも、地域との絆を大切にした活動を続けていくことでしょう。
参考資料