Bird、日本上陸
2021-06-25 09:00:21
日本初上陸!電動キックボードシェア「Bird」が本格始動
Birdの日本展開
アメリカから上陸した電動キックボードシェアリングサービス「Bird」が、BRJ株式会社とのパートナーシップを結び、日本での本格的な始動を発表しました。これにより、日本のマイクロモビリティ市場が新たな活気を帯びることが期待されています。
Bird Rides社について
Birdは2017年にカリフォルニアで設立され、以来、電動キックボードのシェアリングサービスを提供する業界の先駆けとして成長を続けてきました。最新のテクノロジーを駆使し、安全性を重視したサービスを展開しており、現在は世界中で200以上のエリアにてサービスを運営しています。2021年にはSPAC上場を発表し、さらに注目を集めています。
Birdの優れたポイントは、自治体との強固な連携と安全なサービス提供のための高度なバックエンドシステムです。ジオフェンシングやスピード制御などを駆使し、規制を遵守しつつユーザーに快適な体験を提供しています。
BRJ株式会社の役割
BRJ株式会社は、Bird Rides社とライセンス契約を締結した日本唯一のプラットフォームパートナーです。2020年12月に設立され、日本市場向けのマイクロモビリティサービスを展開する準備をしてきました。BRJの目標は、地域住民の移動課題を解決し、生活の質を向上させることです。
具体的な取り組みとして、アメリカから導入された「機体」と「テクノロジー」を土台に、日本市場での活動を進めていきます。最初の展開は関東エリアを中心に行い、徐々に全国の中核都市へと拡大していく計画です。
地域密着型のサービス方針
BRJは、地域住民と企業をメインターゲットとし、「安全・安心」を最優先にした取り組みを進めます。地域の人々の意見を尊重しながら、利便性向上と移動課題の解決に努めます。さらには、電動キックボードが地域経済に与えるポジティブな影響にも力を注ぐ計画です。実際に、アメリカの都市では、Birdの導入によって周辺の小規模店舗の売上が向上するデータも報告されています。
法令遵守と今後の展望
日本において、現在の電動キックボードは「原動機付自転車」として分類されています。そのため、ヘルメット着用やナンバープレート、ミラーの装着、免許の携帯など、厳しい条件が課せられています。BRJはこれを市場の安全性を確保するための必要なプロセスと見なし、法令遵守の上でサービスの展開を進めます。
さらに、BRJは「高齢者支援」や「地域活性化」というテーマに注力しており、地域の住民の生活を豊かにするための具体的な施策を講じていきます。介護福祉士や外勤営業などの職種に対しても、格安でマイクロモビリティサービスを提供し、地域の活性化を加速させる方針です。
最後に
BRJは、電動キックボードを単なる移動手段としてだけではなく、数年後には「公共交通」として位置づけることを目指しています。この新しいサービスが日本の人と物の移動をどのように変化させるのか、今後の展開が非常に楽しみです。私たちは、地域に密着したサービス作りを通じて、「街と地元の方々に愛される」をモットーに努力していきます。
会社情報
- 会社名
-
BRJ株式会社
- 住所
- 東京都港区北青山1-2-3青山ビル12階
- 電話番号
-
03-4500-1575