みかんの果汁が弾ける！冬の特別和菓子「みかん大福」取材

冬を感じる！特別な果物を使用した「みかん大福」

初冬、千葉県の和菓子店「お菓子のたいよう」が毎年恒例の冬限定商品「まるごとみかん大福」をリリースします。販売日は11月15日と22日の2日間。日本有数の産地、和歌山県産の有田みかんを丸ごと一つ使った、贅沢な和菓子です。

旬の味わいが楽しめる「まるごとみかん大福」

この時期に収穫される有田みかんは、色づき始め、味も確かな旬を迎えます。特に糖度と酸味が絶妙にバランスをとるこの時期の果実を、ふわふわの皮と優しい白餡で包み込んだ「みかん大福」は、冬の幸せをそのまま感じさせてくれます。果汁を逃さないように手作業で剥かれ、丁寧に包まれたみかんは、口の中でじゅわっと果汁が広がり、上品な甘さを引き出します。

有田みかんの魅力を引き出す技術

和歌山・有田は450年以上の歴史を持つみかんの名産地。特にこの地域で育った有田みかんは、温暖な気候と日照時間、独特の地形により、濃厚な甘みと程よい酸味のバランスを持ち合わせています。皮は薄く、果肉はジューシーで、ひと口かじると果汁があふれ出すほどの美味しさです。

職人の手技が光る逸品

「まるごとみかん大福」を作るのは、和菓子歴30年の熟練職人です。彼は、ひとつひとつの大福を丁寧に包み、機械には真似できない技を駆使して、果汁を閉じ込めています。出来立ての美味しさを維持するためには、労力を惜しまないのが彼のこだわりです。焼きたてのお餅の柔らかさが、果汁と相まって、とろける食感を生み出すのです。