老朽マンションと配管再生
2025-09-01 15:47:51

大阪の老朽マンション問題を解決する配管再生技術の展示会

大阪におけるマンションの老朽化問題と再生への取り組み



大阪市には約38万戸の分譲マンションが存在し、その中の4割強は築30年以上を経過しています。このままでは、10年以内にマンションの数は約1.5倍になり、20年後にはさらに増加する見込みです。この状況で深刻なのが、給排水管などの設備の老朽化です。特に、居住者の高齢化に伴い、マンションの管理組合の運営が難しくなり、修繕やリフォームに関する合意形成が困難なケースが増えています。こうした状況は、居住者の安全・快適な生活を脅かすリスクにもつながります。

配管の寿命とその現状



一般的に、マンションの寿命は約40年とされていますが、給排水管の寿命はたったの20年。つまり、配管が建物寿命の2分の1を占めるなど、劣化が先行することが多いのです。配管は壁や床の内部に隠れているため、見た目では劣化を確認することができず、漏水や詰まりなどのトラブルが起きて初めてその問題が浮き彫りになります。これらは居住者にとって大きなストレスであり、特に地震などの災害時には建物の耐久性にも影響を及ぼすため、安全面でも無視できない問題です。

FRPサポーター工法の登場



そんな問題を解決するために、株式会社P・C・Gテクニカが開発したのが「FRPサポーター工法」です。この技術は、既存の配管内部に特殊なクロスと樹脂を用いることで新しいパイプを形成し、壁を壊さずに施工することが可能です。これにより、住民の退去を必要とせず、工期を短縮し、騒音や粉塵の発生を大幅に削減します。また、廃材も最小限に抑えられるため、環境への配慮も実現可能となります。

FRPサポーター工法の6つの特長


1. 既存の配管内に新パイプを形成し、壁を壊さずに施工。
2. 廃材削減・工期短縮・コスト抑制が同時に可能。
3. 中間階への入室不要で、最上階と最下階のみで施工完了。
4. 配管の強度と耐震性を向上させ、防災対策にも寄与。
5. 公共下水道にも適応できる信頼性の高い技術。
6. 2012年には愛知環境賞・名古屋市長賞を受賞。

展示会でのアピールポイント


来る2025年9月11日から13日まで、インテックス大阪で開催される『第22回 管工機材・設備総合展』では、このFRPサポーター工法の実演を行う予定です。ブースでは、実際に施工した配管のサンプルやデモンストレーション動画が展示されます。また、参加者は当社の社員から直接、技術に関する質問や個別の相談を行うことができる貴重な機会です。これを契機に、老朽化問題の解決策を一緒に考える機会としましょう。

代表取締役 藤井要のコメント


この技術が大阪のマンション再生にとって如何に重要であるかをお伝えできる場となればと考えています。私たちの技術が、マンションの長寿命化に寄与し、住民の生活の質を向上させる助けになることを願っています。

開催概要


  • - 展示会名: 第22回 管工機材・設備総合展 OSAKA 2025
  • - 日時: 2025年9月11日(木)~13日(土) 10:00~17:00(最終日15:00終了)
  • - 会場: インテックス大阪 6号館Aゾーン(〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102)
  • - 公式HP: 管工機材・設備総合展公式サイト

継続する都市の発展と住民の快適な暮らしを守るために、ぜひ「FRPサポーター工法」をご覧ください。未来のまちづくりへの一歩として、多くの方々との出会いを楽しみにしています。


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会社情報

会社名
株式会社P・C・Gテクニカ
住所
愛知県名古屋市天白区原1-1204
電話番号
052-804-0081

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