新商品「WATER & MOLD BLOCK Plywood」で持続可能な梱包業界を変革！

最近、物流業界に新たな風を吹き込む商品が登場しました。それが「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing」——梱包用の撥水・防カビ特殊加工合板です。この製品は、持続可能な開発目標（SDGs）への貢献を目指し、経済産業省が推進する「chemSHERPA」に対応しています。これにより、ロジスティクス事業者は、合板に含まれる化学物質を簡単に管理でき、持続可能な資材選定に寄与します。

1. 商品情報と技術仕様
「WATER & MOLD BLOCK Plywood」は、サイズ1230mm×2440mm、厚み9mmで、複数の仕様から選べます。上位グレードはMLH合板（2回熱圧着）で、一般グレードは通常の合板（1回熱圧着）です。製造は、ベトナムのホンダ木材指定工場にて行われており、高品質な撥水剤・防カビ剤は大手化学メーカー住化エンバイロメンタルサイエンスのものを採用。

この合板は輸送中の水やカビから製品を守り、長期間の保存にも耐えるよう設計されています。この特性により、木箱に梱包された製品が厳しい環境であっても安全に輸送されることが期待されます。

2. 業界への影響と期待
日本のロジスティクス業界では、航空貨物では処理しきれない数量が増え、海上貨物への依存が高まっています。この環境下で、従来の合板では耐久性が不足しており、浸水やカビのリスクが問題視されてきました。「WATER & MOLD BLOCK Plywood」はこの問題を解決するために開発され、より安全で効率的な物流の実現を目指します。

3. 環境への影響とSDGs
「WATER & MOLD BLOCK Plywood」は、079302017化学物質を無害化し、「SDGs」の観点からも貢献しています。これにより、合板の選定が環境に優しく、持続可能性を意識したものへと変わります。企業がこの製品を採用することにより、環境配慮の姿勢が評価され、企業PRや営業力の向上にもつながることが期待されています。

4. 取扱数量と販売計画
本製品は2021年の年始から一般販売が開始され、全国で40フィートコンテナ10個分（約450㎥/月）を目指します。横浜、名古屋、門司、博多港に在庫が配置され、今後は全国に展開される予定です。さらに、海外市場にも目を向けており、グローバルな需要に対応するための準備も進めています。

この商品は、日本の国際競争力や経済の発展に寄与することを目指し、本田木材と明和産業の強力な連携のもと、業界の進化を促進します。ぜひご注目ください。