W株式会社の「Tokyo ASEAN Bridge」のPitch Eventが成功裏に開催
2023年3月28日、W株式会社が主催するスタートアップ企業向けの東南アジア進出支援プログラム「Tokyo ASEAN Bridge」のPitch Eventが開催されました。このイベントは、日本のスタートアップが東南アジアマーケットへの進出を目指す重要な機会となりました。多くの期待が寄せられる中、18企業が自身のビジネスプランを発表し、30名以上の参加者が集まりました。
ピッチイベントの概要
このイベントには、スタートアップ企業18社が特選ピッチを行い、彼らの事業内容や進出計画を各界の審査員たちや参加者たちに向けて披露しました。スタートアップ企業は、審査員やベンチャーキャピタル関係者に対し、熱心に自社のビジネスをアピールしました。
また、ピッチセッションの後には交流会も実施され、参加者たちが気軽に意見交換できる貴重な場となりました。さらに、東南アジアに詳しいベンチャーキャピタリストたちも参加し、可能性や戦略について活発に議論しました。
面白い登壇企業たち
ピッチを行った企業の中には、イノベーティブなビジネスモデルを持つ企業が多くありました。主な登壇企業の一部を紹介します。
- - 株式会社バイオフィリア
- - 株式会社Zaimo
- - amu株式会社
- - TXP Medical株式会社
- - ANCHI株式会社
- - 株式会社Food & City
- - 株式会社BuddyCloud
- - 株式会社PoliPoli
- - 株式会社Mathmaji
これらの各社は、独自のテクノロジーやビジネスモデルを持ち、特に海外マーケットでの成功を目指していました。
受賞企業とそのコメント
競争が激しい中で、受賞した企業には特に大きな注目が集まります。
1.
RJ AWARDを受賞した株式会社Zaimoは、経営管理AIエージェントを通じて世界の財務データの連携を強化しようとしており、その成果が高く評価されました。
2.
Dzaky AWARDを獲得した株式会社Playboxは、ピッチ中に参加企業から多くのインスピレーションを受け、それを基にさらなるグローバル展開を約束しました。
3.
Shefali AWARDと
Fandy AWARDを受賞したAniqueは、日本のアニメ文化のニーズが世界中で高まっていることに注目し、ユニークなアニメ体験を提供することを目指しています。
4.
Juvenco AWARDを受賞したANCHIは、これを契機に自身のビジネスをより多くの国々へ展開していく計画を発表しました。
各受賞企業の代表者たちのコメントからも、彼らの意気込みと感謝の気持ちが伝わってきました。特に、Zaimoの古城巧氏は、東南アジアと日本の架け橋になるべく今後も努力を続けると述べました。
今後の展開
今後のプログラムでは、今回のピッチイベントに参加したスタートアップから選ばれた10社と共に、5月から6月にかけて現地視察を予定しています。これにより、より実践的な経験を通じて、企業の国際展開をさらに推進していく方針です。
W株式会社について
W株式会社は、日本発のスタートアップのシード・アーリーステージからシリーズAの事業に投資する独立系ベンチャーキャピタルであり、過去には130社を超える投資実績を持っています。また、東南アジア市場にも積極的に進出し、ファイナンスの架け橋となるような活動を支援しています。
このように、W株式会社が主催する「Tokyo ASEAN Bridge」は、スタートアップにとって貴重な機会を提供し、今後の展開に期待が高まります。