RD20国際会議がインドで開催される理由
2024年12月2日から6日にかけて、インドのニューデリーで第6回RD20国際会議が開催されます。この会議は、クリーンエネルギー技術に関する研究機関の国際的な連携を促進するために設立されたRD20が主催します。RD20は、主要なG20国々の研究機関が集まり、カーボンニュートラルの目標に向けて協力する枠組みです。2019年から毎年日本で行われてきたこの会議が、2024年に初めて海外で行われることになり、インド最大の研究機関であるエネルギー資源研究所(TERI)が共同で実施します。
会議の注目ポイント
今回の会議は、オンライン参加も可能であり、多くの人々に参加の機会を提供します。特に12月2日のテクニカルセッションと3日のリーダーズセッションは、オンデマンド視聴ができるため、日本国内からも多くの視聴が期待されております。また、ニューデリーのインディア・ハビタット・センターとTERIで行われるこの会議には、各国の研究者や専門家が集まり、クリーンエネルギー技術の国際的な連携をさらに強化するチャンスとなります。
セッション内容
会議はテクニカルセッションとリーダーズセッションの2部構成となり、さまざまなトピックについて議論されます。テクニカルセッションでは、午前中に『水素利用実装のための技術的障壁への対処』や『持続可能なバイオ燃料とバイオ化学製品』についての議論が予定されています。午後のセッションでは、研究開発における持続可能性や循環とレジリエンスについて話し合われる予定です。リーダーズセッションでは、開会式やプレナリー講演、ミッション・イノベーションに関連する発表が行われます。
RD20の成り立ちと目標
RD20は、各国・地域が持つ技術やベストプラクティスを共有し、クリーンエネルギー分野での国際共同研究を促進するために、日本が主導する形でスタートしました。2024年の会議には、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、中国、米国など、総勢20の国々の重要な研究機関が参加します。これにより、を実現に向けた新たなイニシアティブが生まれることが期待されています。
参加登録と詳細
現在、RD20の公式ウェブサイトでオンライン参加登録を受け付けており、世界中の人々がこの重要な会議に参加できる機会があります。ニューデリーでの会議は初の海外開催という重要な意味を持ち、G20各国の研究リーダーが集まってクリーンエネルギーの未来について議論する貴重な機会です。国際社会に向けて、新しい知見やパートナーシップを築く場となることは間違いなく、持続可能な未来に向けて多くの期待が寄せられています。
詳しい情報や参加登録については、
RD20公式サイトをご覧ください。