韓国企業スティーリアンが東京都に進出
2023年7月、株式会社きらぼしコンサルティングは東京都と協定を締結し、海外企業誘致を推進する新たな取り組みとして注目されています。これにより、日本市場に進出を希望する海外企業に多様なサポートを提供しています。このたび、韓国の株式会社スティーリアンがこの支援の一環として、東京都内に支店を設立しました。
スティーリアンとは?
株式会社スティーリアンは、ソウルを拠点とする企業で、主にモバイルアプリ向けのセキュリティソリューションを研究・開発しています。得意とする分野には、ソースコードの難読化や改ざん防止、ウィルス対策などが含まれ、クライアントのモバイルアプリをサイバー攻撃から保護する多様なサービスを提供しています。また、ペネトレーションテストやサイバーハッキングトレーニングシステムといった高度なセキュリティコンサルティングも手掛けています。
2024年5月1日には、東京都内に正式に支店を設置すると発表しており、今後の事業展開が期待されています。
きらぼしコンサルティングの役割
この支援プロジェクトにおいて、きらぼしコンサルティングは、東京都の金融機関と連携し、海外企業の円滑な進出を図っています。具体的には、支援対象となる海外企業の法人登記やビジネスマッチングなど、各種サポートを行っています。こうした取り組みは、東京の経済活動に新たな活気をもたらすものとされ、都内企業との連携強化にも寄与しています。
きらぼしグループは、金融に強い総合サービス業を目指し、今後も外国企業の東京進出サポートを強化していく方針です。この取組みが、東京を国際ビジネスのハブとして活性化する一助となることが期待されています。
海外企業誘致促進事業の意義
東京都が推進する「金融機関等と連携した海外企業誘致促進事業」は、企業の国内進出を支援することで、東京都内の活性化を図るものです。この事業では、金融機関が持つ専門知識やネットワークを活用し、海外企業のニーズに応じたサポートを行っています。選ばれた金融機関は、海外企業の進出支援に関わるサービスを提供し、東京都はその経費の一部を補助します。
今後の展望
スティーリアンは、基盤を東京都に築いたことで、さらなる展開が期待されます。きらぼしコンサルティングの支援も受けて、国内のパートナー企業との連携を深め、より一層事業を拡大していく計画です。また、東京におけるスタートアップ企業の成長を助けるため、支援を充実させることで、海外企業との交流が進むことも期待されています。
これからのスティーリアンの動きから目が離せません。東京でのビジネスチャンスをしっかりと掴むことで、彼らがどのように成長していくのか、その軌跡に注目が集まります。