ファストドクター、在宅医療支援強化
2024-06-28 19:24:21

ファストドクター、クラウドクリニックを完全子会社化し在宅医療支援事業を強化

ファストドクター、クラウドクリニックを完全子会社化し在宅医療支援事業を強化



2024年7月1日、ファストドクター株式会社は、メドピア株式会社の連結子会社である株式会社クラウドクリニックを完全子会社化することを発表しました。

ファストドクターは、2030年のビジョン「1億人のかかりつけ機能を担う」の実現に向け、生活者に対する医療支援に加え、2021年から在宅医療領域への事業展開を進めてきました。2040年に予測される高齢化に伴う医療需要のピークに備え、夜間・休日の分業と連携により在宅医療の24時間体制を支えるパートナーとしての役割を拡充しています。

一方、クラウドクリニックは、「在宅療養にかかわるスペシャリストをサポートすることが、サスティナブルなヘルスケアにつながるように」をミッションに掲げ、在宅医療機関の業務負荷を軽減し、質の高い診療を支えることを目指した、分野特化型の医療事務BPOの先駆け的存在です。

今回の完全子会社化により、ファストドクターは、クラウドクリニックが在宅医療分野で長年培ってきた信頼性や優れたフィールドセールスおよびカスタマーサクセス機能、さらには在宅医療に特化した医療事務機能を既存サービスに追加し、医療機関の包括的な支援を強化することが可能となります。

具体的には、クラウドクリニックの医療事務機能をファストドクターの在宅医療事業に活用することで、医療機関の事務処理負担を軽減し、医療従事者が本来の業務に集中できる環境を整備します。また、クラウドクリニックが持つ豊富な経験とノウハウを活かし、在宅医療の質向上にも貢献していきます。

ファストドクターとクラウドクリニックは、今後もそれぞれの強みを活かし、相互に補完し合いながら、在宅医療業界への貢献を一層強化していくとしています。

# クラウドクリニックの概要



所在地:東京都中央区築地一丁目13番1号
設立:2015年12月
代表者:平林 利夫
事業内容:在宅医療事務のアウトソーシング事業、在宅医療に関して発生する情報の管理受託業務、在宅医療に関するコールセンターの運営及び管理、医療事務に関する各種書類の作成など
資本金:10百万円

# ファストドクター株式会社の概要



所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
事業内容:医療プラットフォーム「ファストドクター」の運営、救急往診事業、オンライン診療事業、在宅医療支援事業、自治体向け地域医療支援事業など
資本金:30百万円
* URL:https://fastdoctor.jp/corporate/

# ファストドクター株式会社について



日本最大級のプライマリ・ケアプラットフォーム「ファストドクター」を運営するヘルステック企業です。豊富な医師リソースを有し、救急往診・オンライン診療、在宅医療支援、自治体支援などのサービスを通じて、患者はもちろん、医療・介護施設、自治体、公的研究機関、製薬や保険業界まで、広範なステークホルダーに価値を提供しています。経済産業省による政府公認のスタートアップ企業支援プログラム「J-Startup」の選出企業として、革新的なアプローチで、地域医療の向上と新たな医療インフラの構築を目指しています。


画像1

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。