中野製薬が新たに「健康経営優良法人2025」に認定される
中野製薬株式会社(本社:京都市)が、経済産業省が顕彰する「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」において新設された「ネクストブライト1000」に認定されました。これは日本健康会議が推進する健康経営の認定制度で、企業の健康経営の実践を「見える化」し、従業員や求職者、金融機関からの社会的評価を得やすくする取り組みです。
健康経営優良法人認定制度とは?
「健康経営優良法人認定制度」は、地域に根ざした健康課題への取り組みや健康増進に関する施策を評価する制度です。特に、優れた健康経営を実践する法人を認定し、社会的な信頼を与えることを目的としています。これまで大企業部門や中小企業部門に分かれていましたが、今回新設された「ネクストブライト1000」は、中小企業の上位501位から1500位の1000社が対象となります。
中野製薬の健康経営への取り組み
中野製薬は、健康経営の実践に向けて多岐にわたる取り組みを行っています。具体的には以下の施策があります。
1.
全社員非喫煙率100%の維持
- 健康的な職場環境を保つために、全社員が非喫煙であることを目指します。
2.
就業中のバランスボールの使用
- デスクワークの合間にバランスボールを利用し、体を動かすことを奨励しています。
3.
運動機会の増加
- スポーツイベントやエクササイズ教室を開催し、社員の運動促進に取り組んでいます。
4.
感染症対策の徹底
- 従業員の健康を守るため、感染症対策を強化しています。
5.
社内コミュニケーションの促進
- ノンテリトリアルオフィスや「グッジョブ活動」を導入し、社員同士のコミュニケーションを活発にしています。
6.
健康リテラシーの向上
- 健康クイズを実施し、社員の健康リテラシーを高めています。
7.
救急救命講習の実施
- いざという時のために、全社員が救命技能を学べる機会を提供しています。
8.
健康チャレンジ活動の実施
- 健康チャレンジを通じて、社員が健康に対する意識を高めるための活動を行っています。
新工場の取り組み
また、昨年竣工した滋賀県草津市の新工場では、環境に配慮した取り組みも進めています。クリーンな生産を支える排水処理技術と地域との共生をテーマにした施設づくりを行い、社員の誇りを引き出す環境設計を目指しています。その結果、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」において、国内の頭髪化粧品業界で初の最高位「Sランク」を獲得しました。
未来へ向けた取り組み
中野製薬は、従業員の健康と働きやすい環境を整えることが企業の成長及びステークホルダーへのより良い価値提供につながると信じ、今後も健康経営への取り組みを強化していく方針です。このような取り組みが、企業をより良い方向へと導くことでしょう。今後のさらなる発展に期待が寄せられます。