キユーピーとJALUXが共同開発したサステナブルな商品が機内で提供開始

環境に優しい機内食の新しい提案

キユーピー株式会社と株式会社JALUXが手を組み、持続可能な未来を目指す画期的な取り組みを発表しました。この共同プロジェクトの結果、日本航空の一部国際線で、国内初となる紙製小袋ドレッシングが提供されます。提供されるのは、キユーピーが展開する「GREEN KEWPIE」ブランドの植物生まれのごまドレッシングです。これは、環境への配慮が高まる中、消費者が求めるサステナビリティに応える新たな挑戦となります。

植物性原材料を使用したドレッシング

新しいドレッシングは、プラントベース原材料のみを使用しており、従来のドレッシングと比較してカロリーを25％カット。すりたてのごまの風味を楽しむことができ、まろやかでコクのある味わいに仕上がっています。また、このドレッシングの特長は、容器にも環境に配慮されている点です。紙製小袋の採用により、プラスチックの使用量を44％削減しており、CO2排出量も25％減少することになりました。

検討された提供対象

9月20日から提供が始まるこの商品は、プレミアムエコノミークラスやエコノミークラスの乗客向けに、日本発の米州（ハワイを除く）、欧州（ウラジオストクを除く）、豪州、南アジア、東南アジアなどの路線で提供されます。これにより、環境問題や健康志向が高まる中で、航空機内でも持続可能な選択肢が増えています。

GREEN KEWPIEの取り組み

「GREEN KEWPIE」は、キユーピーが打ち出したサステナブルな食提案を代表するブランドです。地球環境や健康への配慮を基本に、プラントベースフードを展開し、消費者に対して新たな食生活を提案しています。マーケットのニーズに応じた商品開発を進め、持続可能な未来に寄与することが目指されています。

企業の進むべき道

キユーピーとJALUXは今後も環境に配慮した商品やサービスの開発に注力していく予定です。この取り組みが、持続可能な社会への道筋を築く一助となることを期待しています。

会社概要

- キユーピー株式会社: 【所在地】東京都渋谷区、【代表者】髙宮満、【売上高】4,839億85百万円（2024年度）、【事業内容】マヨネーズソース及び一般ソースの製造販売。
- 株式会社JALUX: 【所在地】東京都港区、【代表者】河西敏章、【事業内容】航空・空港事業、リテール事業など。

この新しいドレッシングの登場により、機内食の選択肢が広がるだけでなく、環境への配慮が一層促進されることが期待されています。私たち一人一人が地球の未来を考える時代がやってきたのかもしれません。これからも注目していきたい取り組みです。