アルプス物流が2拠点で同時に自動倉庫rBoxを稼働開始
株式会社アルプス物流は、神奈川県横浜市にある横浜営業所と埼玉県加須市にある加須営業所の2拠点で、RAX Solutionsが提供する自動倉庫「rBox」を導入しました。この新しい自動倉庫システムの特長は、短期間での稼働開始が可能な点で、横浜営業所では設置からわずか2週間で運用を開始し、加須営業所でも5週間ほどでスムーズな立ち上げを実現しました。
rBoxの特長と効果的な使用方法
高さ設計の自由度
rBoxは、天井の高さに合わせて本体の高さを5cm刻みで調整できるため、天井障害物に気を配ることなく、最適なスペース利用が可能です。本体サイズは幅1.6m、高さ3.4m、長さ15mで、最大15,000個の製品を保管できるため、高効率の在庫管理が実現します。
省人化と自動化に向けた取り組み
アルプス物流は、長年にわたって小型・多品種の電子部品を取り扱ってきました。その中で、保管BU部門の野殿征範部長は、「人手不足の現状を受けて、自動化を進める方針」を打ち出しました。特に格納とピッキングの自動化が重要であるとし、2020年からいくつかの自動化装置を導入してきました。
スピーディな導入
通常、自動倉庫の設置には数ヶ月かかることが多い中、アルプス物流のrBox導入は非常に迅速に進められました。横浜営業所での設置は11月10日から始まり、ユーザー受け入れテスト(UAT)もすぐに行われ、本番運用に入ったことが評価されています。
ユーザーの反響
横浜営業所の商品一課長の林恭子氏は、他社の自動化設備の設置に数ヶ月かかった経験と比較して、今回のスピード感に感銘を受けています。「想定以上に早く使えるようになり、効果を楽しみにしています」と話しています。
運用形態と効率
製品の管理方法
アルプス物流では、小箱格納型の商品管理を採用しています。同一商品を同じトレーで保管することにより、誤出荷リスクの低減と作業の効率化を同時に実現しています。各商品サイズに最適化されたトレーを使用し、庫内のスペースを最大限に活用しています。
管理プロセスの自動化
入庫時には、トレー上のバーコードを読み込むだけで所定位置に置くだけの簡単な作業で済みます。この工程により、操作ミスを最小限に抑え、スムーズな運用を可能にしています。加須営業所ではこの工程も自動化されており、さらなる効率化が図られています。
ITシステムとの連携
rBoxの導入により、IT部門の工数も大幅に削減されました。システムの柔軟性が高く、過度なカスタマイズが不要で、アルプス物流のIT担当者は「労力を軽減できた」と語っています。この結果、1/3以下の工数で上位システムとの接続が完了しました。
物流業界だけでなく製造業へも
rBoxは、物流業務だけではなく、製造業の部品管理や工程前在庫の自動化にも非常に効果的です。限られたスペースでの効率的な保管や在庫管理の可視化に貢献します。今後もその導入が期待されています。
2026年の展示会について
本ソリューションは2026年1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催される第5回スマート物流EXPOに出展される予定です。物流や製造現場における自動化について、実際の事例をもとに紹介する機会になります。是非お立ち寄りください。
株式会社アルプス物流について
- - 所在地:神奈川県横浜市港北区新羽町1756
- - 事業内容:電子部品等の運送・保管・輸出入・商品販売を一貫して提供する総合物流企業です。
アルプス物流は、今後も自動化への挑戦を続けることで、業界の進化に寄与していくことでしょう。