市川センターの稼働がもたらす新たな物流拠点
南日本運輸倉庫株式会社が市川市に新たな物流拠点を開設しました。この施設は、冷凍・チルド食品の輸送を効率的に行うために設計されており、10月1日に運用が開始されました。ここでは、市川センターの詳細な特徴と今後の展望についてご紹介します。
市川センターの立地と利点
市川センターは、首都高速湾岸線「千鳥町IC」からわずか1.4kmの距離に位置しており、東京都心まで約15kmというアクセスの良さが魅力です。さらに、主要な港や空港へのアクセスも抜群で、保税倉庫の申請や動物検疫の検査を受けることも可能なため、物流拠点として非常に恵まれた条件を備えています。これにより、今後のグローバルビジネス展開を加速させる鍵となるでしょう。
冷凍・チルド食品の分野での新しいソリューション
新設された市川センターは、港湾型の保税営業倉庫と内陸型の冷凍冷蔵倉庫機能を兼ね備えています。この複合型施設は、南日本運輸倉庫が展開する物流ネットワークシステム(JFN:全国チルドフローズンネットワーク)を活用し、輸入貨物を港から全国の卸量販センターや流通専用センターに迅速に届けるワンストップ型のソリューションサービスを提供します。これにより、冷凍冷蔵物流のニーズに対応し、新たなビジネスチャンスを創出することが期待されています。
施設詳細
市川センターの敷地面積は6,667㎡におよび、総建物面積は13,520.4㎡と広大です。施設は地上4階建てで、耐震構造が施されたBOX型のデザインが特徴です。詳細は以下の通りです:
- - 冷凍庫部分: 10,160.96㎡ (3,073.69坪)
- - 荷捌き部分: 2,595.12㎡ (785.02坪)
- - 事務所部分: 215.25㎡ (65.11坪)
- - その他部分: 549.07㎡ (166.09坪)
未来への展望
南日本運輸倉庫では、今後拡大が予想される冷凍冷蔵物流市場に的確に応えるため、引き続き最適なソリューションを提供していく考えです。市川センターはその中核となる施設として期待されており、企業にとって貴重な資産となるでしょう。最新の物流サービスを駆使し、さらなる成長を目指す南日本運輸倉庫にぜひご注目ください。
新たに運用が開始された市川センターは、冷凍・チルド食品輸送における新たなスタンダードを築く拠点となることが期待されます。