2024年すらら国際デジタル算数・数学コンテストが盛況の中開催
2024年11月23日、日本及びインドネシア、スリランカ、フィリピン、エジプト、カンボジアから約3,800人の児童・生徒が参加した「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」が行われました。本コンテストの中でも特に注目を集めたのが、「SUKEN Award」の授与です。この賞は中学校1年生部門で優秀な成績を収めた生徒に贈られるもので、数学教育の普及を目指す当協会の取り組みの一環です。
すらら国際デジタル算数・数学コンテストとは?
このコンテストは、株式会社すららネットが主催するもので、海外展開される算数ICT教材「Surala Ninja!」を通じて、児童が算数・数学の力を競い合うイベントです。2017年の開始以来、年々規模を拡大し、今年2024年で5回目を迎えました。特にカンボジアが新たな参加国として加わり、国際色豊かな大会に進化しました。
本コンテストの目的は、児童たちに目標に挑戦する機会を提供し、数学への興味を促進することです。参加者は、計算力と論理的思考力を試すことができ、努力が具体的な結果となる成功体験を得ることができます。
優勝者に贈られるSUKEN Award
今年のコンテストでは、各国で行われた予選を経て282人が国際決勝大会に進出しました。表彰式では、優勝者にお祝いの言葉が送られ、彼らの努力が称えられました。特に目を引いたのは、日本の生徒が「100マス計算」で満点を取ったことで、これにより日本の数学的力量が再確認される一幕もありました。
インドネシアの中学校1年生の生徒は「6か国での競い合いの中で1位を獲れたことがとても嬉しい。正解や不正解がすぐにわかる仕組みで、次の学びにつながる」と話し、来年も参加したいとの意向を示しました。
教育の未来を拓く取り組み
このような国際的なコンテストは、今後も算数・数学教育の普及 に向けた重要なイベントとして位置づけられています。出席者は多国籍な環境の中で相互理解を深め、さまざまな言語や文化を学び合う機会にも恵まれました。
すららネットは、ICT教材を通じて教育の未来を変革する使命を持ち続け、すべての児童に学ぶ楽しさと自信を持たせる教育環境の提供を目指しています。このコンテストを通じて、理数教育の重要性を広く伝えることが期待されています。
まとめ
2024年すらら国際デジタル算数・数学コンテストは、参加者たちの熱意と努力が実を結ぶ素晴らしい機会でした。教育者、保護者そして企業の協力のもと、ごく未来へとつながる教育ビジョンを実現し、各国の子どもたちが共に成長していける場が提供されていることを改めて実感しました。これは未来の教育の可能性を示すものであり、今後の展開にも大いに期待が持たれます。