名古屋で新たな食文化を広める『ビヨンドグルテンフリー祭』
2025年10月10日(金)、名古屋市のHisaya-odori Parkにて、“おいしい”をみんなで共有することをテーマにした『ビヨンドグルテンフリー祭』が開催されます。
主催は、グルテンフリー弁当の専門店「みちのり弁当」と、グルテンフリー和定食の「みちのり亭」。両店舗の店主であり、自身も重度の食物アレルギーを持つnaco(岡村菜穂子)さんが、アレルギーを抱える人々が安心して楽しめる食文化を拡げたいという情熱を胸にこのイベントを企画しました。
この祭りでは、進行中の健康志向の高まりを受けて、
小麦・大麦・ライ麦・オーツ麦を一切使用しないという明確なルールのもとで、全出店者が事前に原材料をチェック。どんな調味料やトッピングでも、参加者が心配せずに安心して食べられる商品を提供することが求められます。
イベントの詳細
- - イベント名: ビヨンドグルテンフリー祭
- - 日程: 2025年10月10日(金)11:00〜15:00
- - 会場: 名古屋・Hisaya-odori Park「ZONE1 シバフヒロバ」
丸の内3-6/地下鉄 久屋大通駅1A出口から徒歩3分
- - 出店数: ビヨンドグルテンフリーゾーン19店舗(キッチンカー含む)
- - 参加費: 無料(事前予約不要、出入り自由)
- - 主催: みちのり弁当・みちのり亭
- - 雨天時: Hisaya marketの規定にて判断、サイドイベントのトークイベントは実施
このイベントは、毎月10日に行われている「Hisaya market」内で開催されます。よって、多くの人々が訪れることが期待されているのです。
グルテンフリーの新しい基準
「ビヨンドグルテンフリー」とは、単に小麦を含まないだけでなく、アレルギー当事者が選びやすい環境を整えるための新たなスタンダードを意味します。nacoさんは、自らの経験から、本当に安心して食べられるグルテンフリーが少ないと感じ、アレルギーを抱える方々が他の人々と同様に美味しい食事を楽しめるよう、飲食業界にも広く啓蒙活動を行ってきました。
出店店舗とメニューの魅力
全国から選りすぐりのグルテンフリー専門レストランが出店し、バラエティ豊かなメニューが楽しめるのも、この祭りの大きな魅力です。
- - GF RAMEN LAB(兵庫): グルテンフリーのラーメンが味わえる。
- - イーデライツ(京都): 小麦・乳・卵不使用のソフトクリーム。
- - 米粉パンケーキ sora(名古屋): ふわふわの米粉パンケーキを提供。
- - 田んぼのおやつ(北海道): アレルギー対応のおやつやパン。
- - Bakeshop SolSol(愛知): 米粉を使用したベーカリー。
これらの出店は、アレルギーを持つ方だけでなく、健康志向の方や家族連れ、食の多様性に関心があるすべての人々に向けた選択肢を提供します。
小児がん支援活動とトークイベント
イベント当日は小児がん支援のためのレモネードスタンドも出店され、売上の一部が支援活動に使われる予定です。
また、トークイベントでは出店者や人気講師との交流があり、さらなる食への理解を深める機会も設けられます。
nacoのビジョン
nacoさんは、自身の経験を活かし、「アレルギーだから諦める」を終わらせたいと力強く語ります。「アレルギー支援を特別な食事ではなく、誰もが楽しめる食卓として根付かせることを目指しています」。
限定グッズで支援
また、イベント限定の「応援トートバッグ」が販売され、収益は今後の『ビヨンドグルテンフリー祭』の資金として使われます。これは、アレルギーを持つ人々が安心して楽しめる場所を持続的に提供するための取り組みの一環です。
名古屋をグルテンフリーの街へ
この相互協力による取り組みを通して、名古屋にグルテンフリーの文化を根付かせていくことが期待されています。『ビヨンドグルテンフリー祭』を皮切りに、グルテンフリーな街づくりが進んでいくことでしょう。【お問い合わせ】みちのり弁当・みちのり亭の担当、岡村菜穂子さんへのお問い合わせも可能です。