エスニック料理で多文化をつなぐ挑戦、バインミー専門店誕生

日本と世界をつなぐバインミー専門店の挑戦

東京都港区に本社を構える株式会社イコックは、新たな試みとして、ベトナムのサンドイッチ『バインミー』専門店『TOKYO BANH MI STAND』をオープンするためのクラウドファンディングを開始しました。プロジェクトは2025年11月17日から12月18日までの期間で資金を募り、目標金額は200万円。日本人にとってのエスニック料理の地位を向上させ、日常の食事にエスニック料理を取り入れることを目指しています。

バインミーへの情熱

d代表取締役の大山慶悟氏は、学生時代に訪れた32ヵ国での経験から、食文化がその土地の文化を形成していることを実感しました。しかし現状、日本ではエスニック料理は特別な一品としての位置付けが強く、多くの人々にその深い文化が伝わっていないと感じています。このプロジェクトでは、バインミーを通じて、日本人が異文化への興味を持つきっかけを提供し、多文化理解の促進を目指しています。

事業の強み

『TOKYO BANH MI STAND』は単なる飲食店ではなく、エスニック文化との架け橋となるべく、多店舗展開を見据えたモデルを構築しています。特に、3万フォロワーを持つエスニックマガジンのInstagramを通じ、広告費無しでの集客を実現。これにより、初期の集客コストを抑えつつ、高い収益性を狙っています。

高収益を実現するテイクアウト特化モデル

出店予定の元赤坂エリアは約5000人の労働者がいるにもかかわらず、ランチの供給が不足しています。この政策を活用し、“並ばずに買える”というモバイルオーダーの体験を提供することで、オフィスワーカーのランチ問題を解消します。また、バインミーのシンプルなオペレーションを活かし、テイクアウト比率を80%以上に保つことで、高い利益率を追求します。

未来への投資

集まった資金は、店舗の内装工事や厨房機器の購入、IT機器の導入などに活用され、2025年12月のオープンに向けて準備が進められます。また、支援者には、感謝のメールから、バインミー体験のチケットやプレオープンへの招待なども用意されています。

「多文化理解を促すためには、まずは美味しいバインミーを提供することから。皆様のご支援が必要です。」と大山氏は呼びかけています。

プロジェクトの詳細は、こちらからご覧いただけます。