Z世代のほめ方指南
2024-06-27 19:18:25

Z世代はほめられたくない?承認欲求調査から紐解く、新しいほめ方とは?

Z世代はほめられたくない?承認欲求調査から紐解く、新しいほめ方とは?



渋谷109 lab.と金沢大学金間研究室が共同で行ったZ世代の承認欲求に関する調査結果から、Z世代の「ほめ方」に関する興味深い実態が明らかになりました。

調査では、Z世代の約8割が「人に褒められることは好き」と回答する一方で、約4割が「褒められるのが苦手」という矛盾した結果が示されました。なぜZ世代は「褒められるのが苦手」と感じているのでしょうか?

Z世代が「褒められるのが苦手」な3つの理由



調査結果から、Z世代が「褒められるのが苦手」と感じる理由として、以下の3点が挙げられます。

1. 周りの目を気にする: Z世代は、自分の行動や発言が周りの人からどう見られるのか、どのようなイメージを抱かれるのかを非常に気にしています。特に、マイナスイメージを抱かれたくないという気持ちが強く、周囲から期待され、プレッシャーを感じてしまうことを恐れているようです。
2. 必要以上に頑張りたくない: Z世代は、成長できる環境よりも、ストレスの少ない環境を好みます。褒められることで、周囲からの期待に応え続けなければならないというプレッシャーを感じ、必要以上に頑張りたくないという気持ちを抱く傾向があります。
3. 謙遜する気持ちが強い: Z世代は、自己肯定感が低い傾向が見られます。自信や自己肯定感は低い一方で、自分への愛情や満足度は高いという結果が出ており、自己評価が低い中で、褒められることに対して、謙遜してしまう傾向があると考えられます。

Z世代への効果的な「ほめ方」とは?



では、Z世代に対してどのように「褒め」れば効果的に伝わるのでしょうか?

今回の調査結果に基づき、SHIBUYA109 lab.と金間研究室では、Z世代への効果的な「ほめ方」を以下のように提案しています。

個別に褒める: 周囲の目を気にしやすいZ世代は、大勢の前で褒められるよりも、個別で、直接的に褒められることを好みます。
具体的な行動を褒める: 抽象的な褒め言葉よりも、具体的な行動や成果を褒めることで、Z世代は自分の努力が認められたと感じ、モチベーションを高めることができます。
比較を避ける: Z世代は、他人と比較されることを嫌います。他の誰かと比較するのではなく、その人の努力や成果を個別に評価することが大切です。
裏の意図を感じさせない: Z世代は、言葉の裏に隠された意図を感じ取りやすい傾向があります。ストレートに、純粋な気持ちで褒めることが重要です。

Z世代の「ほめ方」に関するセミナー開催



渋谷109 lab.と金沢大学金間研究室は、2024年7月31日(水)に、Z世代の「ほめ方」に関するオンラインセミナーを開催します。セミナーでは、今回の調査結果の詳細や、Z世代への効果的な「ほめ方」について解説いたします。

若手社員とのコミュニケーションや成長支援に課題を抱える企業にとって、今回のセミナーは、Z世代の理解を深め、効果的なコミュニケーション方法を学ぶ貴重な機会となるでしょう。ぜひご参加ください。

セミナー詳細

開催日時: 2024年7月31日(水) 12:00~13:00
開催形式: ZOOMによるオンライン配信
参加費用: 無料
定員: 400名(先着順)
申込ページ: https://us02web.zoom.us/webinar/register/5717186103746/WN_coBFZSi5TNCFTI1HA66iZQ

登壇者

金間 大介(金沢大学融合研究域教授、東京大学未来ビジョン研究センター客員教授、一般社団法人WE AT副代表理事)
* 長田 麻衣(SHIBUYA109 lab.所長、株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)

今回のセミナーを通して、Z世代の複雑な心理を理解し、より良いコミュニケーションを築くためのヒントを得てください。


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