AGRISTの収穫ロボット
2025-08-07 14:30:11

AGRISTがJA全農いわてでピーマン収穫ロボットの導入を再拡大!農業の生産性を高める試み

AGRISTがJA全農いわてにピーマン収穫ロボットを再導入



AGRIST株式会社は、AIやロボット技術を駆使して農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。農業分野での人手不足が深刻な問題となっている現在、同社はJA全農いわてへ継続的にピーマン収穫ロボットの導入を決定しました。この取り組みは、去年から始まったもので、7月から10月にかけてピーマンの自動収穫を行う予定です。

機能強化の背景と期待



昨年の導入時のフィードバックを基に、今年のロボットでは収穫精度と速度を向上させ、稼働の安定性をも強化しました。これにより、特に中山間地域における収穫作業の負担を軽減し、農業従事者の負担を減らすことが期待されます。

AGRISTの自動収穫ロボットは、カメラとAI技術を活用し、収穫適期のピーマンを正確に判別して収穫します。自動で走行するため、従事者は労働負担から解放され、その分の時間を他の業務に充てることが可能になります。これは、農業の持続可能な成長を目指す上で非常に重要です。

導入の経緯と成果



AGRISTとJA全農いわての協力は、昨年9月に始まりました。その際、約1か月間の短期レンタルを実施したところ、自動収穫が生産性向上や人手不足解消に寄与する可能性が示されました。この成功を受けて、2025年度もピーマンシーズン中にロボットを連続で活用することが決まりました。

対策として、以下の機能強化を実施しています。

収穫精度と速度の向上
16時間連続稼働による稼働安定性の向上

これらの改良により、農業界の人手不足と収益性の向上を図ります。

JA全農いわての取り組み



JA全農いわてでは、岩手県の中山間地域におけるピーマン栽培の普及を図り、令和6年3月から「先進園芸実証農場」で新たな栽培技術を導入しています。この取り組みでは、ICTを駆使して生産効率を向上させる実証試験を実施し、生産者の安定的な収入を支援していくことを目指しています。

AGRIST株式会社の紹介



AGRISTは、持続可能な農業の実現を目指し、AI搭載の自動収穫ロボットを提供するスタートアップ企業です。宮崎県の新富町に本社を構え、国内外で20以上の賞を受賞しています。AGRISTは、次世代の農業技術を研究開発し、スマート農業の拡大に努めています。また、最新のAI農業プラットフォーム「AGRIST Ai」の構築を進め、エンジニアや農場スタッフの採用にも力を入れています。

AGRISTの活動は、未来の農業をより効率的かつ持続可能なものにするための重要な一歩であり、今後の展開にも注目が集まっています。


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会社情報

会社名
AGRIST株式会社
住所
宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1新富アグリバレー
電話番号

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